インテリアコーディネーターの「失敗あるある」を知る

マルチタスクの業務が多く、自分の名前が担当者としてお客様と接する仕事だからこそ、インテリアコーディネーターの仕事は失敗と隣り合わせのことが多いです。

 

しかし、普段なかなか他人(同業者)の失敗について知ることがありません。
失敗を恥ずかしく思うあまり、インテリアコーディネーターとしてありがちな失敗について共有したり失敗から学ぶことが少ないのも、失敗に拍車をかけているように思います。

失敗が共有されないから、失敗から学べないから、誰もが同じような失敗を犯し、そして苦しむことになります。
知っていれば防げたような失敗で恥ずかしい思いをしたり、恥ずかしく悔しい思いを一人で悶々と抱えている人も少なくありません。

失敗とは、何かが不足していたか/方向性が間違っていたか で起きる


失敗した直後は、「やってしまった・・!」と頭が真っ白になったり、「失敗した」ことにばかり意識がいってしまうものですが、必ずあとで失敗を振り返りましょう。

というのは、失敗とは、何かが不足していたから起きたか、もしくは方向性が間違っていたことで起きた事象だからです。
原因がわからないうちは、失敗し続けることになってしまいます。

失敗には大小さまざまなレベルがあると思いますが、客観的に失敗を見つめること、失敗を分析し、改善を加えることで致命的な失敗を避けることができます。

あなたに不足していたことは何だったのだろう?

ここでは、「不足していたこと」について目を向けてみます。

失敗をしたとき、不足していたことを中心に失敗を分類してみます。

知識が不足していた

駆け出しの新米インテリアコーディネーターには、とにかく知識が不足しています。
知識とは、提案する商材の商品知識だったり、建築の知識だったり。
知識が不足していたが故に、失敗することが多々あります。

技術品質が不足していた

作業はただこなせばいいというものではありません。

お客様にお出しする以上は、一定以上の作業品質が求められます。

図面や資料を作成する技術が不足していることによる失敗も大いにあります。
また、打ち合わせのスキルといった応対の不足などでお客様に不審や不安を抱かれることも少なくありません。

記録が不足していた

記録漏れによって防げた失敗も多々あります。
打ち合わせで変更された品番の書き間違い、記録不備による失敗は初歩的なようでいて実はとても多い失敗です。

経験が不足していた

言わずもがな、過去に体験していなかったこと、共有していなかったことによって引き起こされた失敗もあります。失敗体験の共有は大事です。

情報伝達が不足していた

時間変更、納期の確認、現場への引き継ぎ事項の不足など。情報伝達においてのミスが思いも掛けない失敗につながることがあります。特に「言った、言わない」の失敗はかなり多くの事例があります。

時間配分が不足していた

資料作成の作業時間、お客様との打ち合わせ時間。
時間を読み間違えたことによって、周囲に多大な迷惑がかかることがあります。

注意が不足していた

うっかりミス、不注意、確認不足、など、まさかそんなことが・・と思いも寄らない失敗につながりやすい注意不足。特に失敗した本人は「やったつもり」でも、実際にはやれていなかったという事例は後を断ちません。

責任感が不足していた

「私はわからないから」「私の担当ではないから」といった思い込みや誤判断、また責任感の欠如によって思わぬ失敗に発展する事があります。

失敗を「誰かのせい」「何かのせい」にすることで、その場では失敗を認識しない人も多いですが、自身の信頼を失うきっかけになったり、失敗から学べなくてまた同じような失敗をしてしまうケースが目立ちます。

己の失敗に向き合うことはとても怖いことですが、失敗しない人間なんていません。
失敗をしたときは、素直に、冷静に、失敗と向き合ってみましょう。

 

失敗から学ぶことはたくさんあります。
失敗は成功へのチャンス。失敗を糧に、一歩ずつ前進しましょう。

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