「予」を大切にせよ

2021年がやってきました。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
私にとって2020年は、コロナがというよりは、身近な人の死を看取り、心身ともに不調に陥り、そして頭の中がまっしろになり考えやアイデアが思い浮かばなくなるという、クリエイターとしては非常に厳しい経験をした1年でした。
特に後半は、今までの経験を生かしてできることで前に進むという体験が多く、それまでの蓄積や挑戦に感謝しつつ、生きているだけが精一杯という状況だったので、今年はその反省を生かしてチャレンジをしていきたいと思っております。
みなさま、重ねてどうぞよろしくお願いします。
 
 
さて、タイトルの”「予」を大切にせよ”、とは、かつてのプロ野球の名監督、野村克也氏の言葉です。
 
「予」がつく言葉をざっとあげてもたくさん言葉があります。
予感、予期、予想、予兆、予見、予告、予算、予備、予測、猶予、予防、などなど・・
 
予、とは、訓読みだと「あらかじめ」という意味です。
あらかじめ感じる、あらかじめ想像する、あらかじめ見積もる、あらかじめ準備する、あらかじめ防ぐ。
常に「あらかじめ」を大切にしたり、念頭において準備しておけば、最悪の事態は避けられおのずと正しいプロセスをたどることができる、というのが野村監督の教えです。
 
 
コロナのニュースが毎日飛び交い、今日も東京都はふたたび緊急事態宣言へと向かっています。
これは何も突然の出来事で予測不能な出来事だったのかといえば、そうではありません。
 
12月の上旬の段階で、このまま行けば年末には都内での新規感染者は1000人超えるかも、その状況で年明けを迎えたらどうなるだろう、1月末にはどうなるだろう、と予測していれば、この緊急事態宣言はある程度予想できたプロセスということになります。
世界中で往来や交流が減少している今、今回の緊急事態宣言の中でまた再び首都圏を中心に社会は閉そくするでしょうし、外出がままならなくなると予想しておくことで、たとえばステイホームでできる仕事を増やしたり、ネットを活用した暮らし方ができるというものです。
 
予想ができるか、予期ができるか、予防ができるか。
私も引き続き「予」を大切にいきたいと思います。
 
 
withコロナではじまった2021年。
起きている事象をどの角度でどうとらえるかが、我々全員に突きつけられた課題です。
いたずらにニュースにあおられて不安や恐怖や怒りに支配されるだけではなく、今こそ「予」を前提とした社会の中でインテリアに何ができるかを引き続き考えていきたいと思います。
 
厳しい船出ではありますが、新しい生活様式、新しい社会の中で、必ず新しい発見や新しい感動があることを信じて。
本年もお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 

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