通路幅は歩行人数とすれ違い方で決まる

室内の通路幅って、間取りを決める大きな要素の一つです。
模様替えや間取り設計の際は、人の流れ方とゆとりをもって動ける幅があるかを確認してみましょう。
人の流れにも、
-一人で何も物をもたないで歩く場合、
-トレイやお盆にお皿を乗せて移動する場合、
-車椅子で移動する場合
などいくつかのパターンがあり、それに応じた通路幅を設定していきたいものです。
狭い通路は家具と物がぶつかったり、せまく感じるので精神的にも圧迫感がでます。
今日は、室内での人の動きに必要な通路幅をご紹介します。
 
 

一人でまっすぐ歩くとき

平均的な人の体の幅があれば十分歩行できると思われがちですが、実際にはものを持ってあるいたり、かばんを手にさげて歩いたり、左右に体を揺らして歩いたりということを考えると、通路幅55cm〜60cmは欲しいところです。
 
 

横向きに歩くとき

横向きに歩くというのはほとんどないと思いますが、住宅ではこのシチュエーションはありますね。
ダイニングで椅子の後ろを移動したり、リビングで家具が壁に迫っているエリアなどは、通路幅は最低45cmがあれば横移動で歩行できます。
 
 

二人がすれ違うとき

タイトルがやけにメロドラマっぽいのは気のせいでしょうか・・・キャ〜!
はい、失礼しました。
お茶や料理を運ぶ人とすれ違ってもぶつからない通路幅は、110cm〜120cmとされています。
キッチン付近、ダイニングテーブル付近はこのくらいのゆとりを持ちましょう。

 
 

車椅子で移動するとき

車椅子で室内を移動する場合、通路幅は75cm以上を確保しましょう。
コーナーを曲がる際はさらに90cmは必要です。
2世帯住宅を検討されている方などは、実際に車椅子を使う予定はなくてもゆったり移動できいざという時に手すりを設置する場所を検討しておくと、後々役に立ちます。