新米インテリアコーディネーターが用意すべき仕事道具

インテリアコーディネーターとして仕事が決まった時に、必要な仕事道具を準備する必要があります。
仕事内容が多岐にわたるインテリアコーディネーターは、仕事に応じて必要な道具が違いますが、ここでは共通して持っていると役に立つ必要最低限の道具をご紹介します。

 

「打ち合わせ」「現場採寸」業務で大事なのは、「携行性と機能性」

インテリアコーディネーターはショールームや現場で打ち合わせすることが多く、現場でイメージをふくらませる作業を行ってから、事務所に戻って決まった内容を元に見積もりやサンプル送付の準備を行ったり資料の作成に入ります。


移動も多く、カタログやサンプルなどの荷物も多いことから、持ち物で心掛けるべきは「携行しやすさ」と「使いやすさ」です。また、デザインを仕事にしているという意味ではデザイン性も大事にしたいところです。

 

何度も、正確に、すばやく「記録する」事が求められる

ふせん

フリクションペン

バインダー

インテリアの打ち合わせでは、カタログを使っての細かい品番や色名などを間違いのないよう正確に記録することが求められます。また、前回と今回でご希望の品番が変わったり、部屋や部材ごとに決定した品番が違うことも多々あるので、いつ決めた、どこに、なにを、が正確に記録できるようにしましょう。

 

候補の品番が沢山ある、前回と大幅に変更修正が出た、というときはふせんが活躍します。
また、後でサンプルを手配するときなどにカタログにふせんを貼って後で事務処理する際にわかりやすく手配できるので、重宝します。

 

設計・インテリア業界では大人気の消せるペン「フリクション」は、今やインテリアコーディネーター愛用のペンですが、企業によっては時間が経って消えてしまうことをおそれてフリクションペン使用を禁止している企業もあります。

 

もちろん、打ち合わせ時に記録した内容は、打ち合わせ後に控えをお客様にお渡しすることになるので、後から見直してもわかりやすいような記録が必要となります。

 

また、座っての打ち合わせでは無く、お客様を歩きながらご案内しての打ち合わせも多々あります。移動しながら、立ちながらの記録には、バインダーが不可欠となります。

「測る」「計算する」「見積もる」はお客様の目の前で行う事が多い

三角スケール

コンベックス

電卓

打ち合わせを行いながら、図面からクリアランス(有効寸法)を割り出したり、現場で採寸したり、という計測の行為も、打ち合わせ中に頻度の高い動作です。

その際に必要となってくるのが、三角スケール(三スケ)やコンベックス。

 

計測に慣れていない新米ICは、めちゃくちゃ多いです。
見る人が見たら、測り方ひとつで慣れ不慣れといったICとしての経験値がすぐにわかってしまいます。
新米ICの方は打ち合わせ前に何度も練習して測るという動作に慣れておきましょう。

 

また、お客様が常に気にされているのは、「で、いくらなの?」です。
カタログやヘッダー情報からざっくりとした金額はわかりますし、縫製料や取付手数料、郵送料、割引などの合計などは電卓を使っておおよその金額を打ち合わせ中にご案内できるようにしておきましょう。

取付イメージ、施工イメージを見せる事で提案に説得力を加える

スマートフォン

液晶タブレット

取付イメージ、施工イメージを見せることで提案に説得力が増す

スマートフォン

液晶タブレット

今や各メーカーはオンラインカタログを配布しているので、現場でも施工事例や仕様をオンラインで確認することができます。

ただ、お客様はカタログを見せられても「うん、カタログの写真はすてきだけどね、でも、我が家に取り付けたらどんな感じになるの?」と具体的なイメージが湧かずに困っている方は多いです。


現物は完成しないとわかりませんが、打ち合わせ時からなるべく具体的なイメージが湧くよう、実際に施工された画像や取付された画像はスマホやタブレットなどで保存して打ち合わせ用に整理しておきましょう。

具体的な施工事例を見ることで、お客様は安心しますし、欲しくなりますし、何より家の出来上がりを楽しみにしてくださいます。


ひよこさん

道具には名前や印を付けておくと、借りパクされる可能性が低くなるよ

以上が最低限準備しておきたい仕事道具です。
ただ、重ねて言いたいのですが、道具は持っているだけではダメです。
使いこなせてこそ、実務にも役立ち、お客様にも信頼してもらえるということを念頭に、不慣れな道具は使いこなす練習をしましょう。