和のうつわを買う前に知っておきたい3つの焼き物

和食は器の種類が豊富なことでも知られますが、原料によって和の焼き物の器は大きく3種類にわけられます。
今日は代表的な3つの焼き物の種類をご紹介します。

 

陶器

出典:http://item.rakuten.co.jp/stitch-jp/20151524/
指ではじくと鈍い音がします。吸水性のある土が原料で、採取する土地によって様々な色があります。焼成温度は1200℃前後です。
使う前に水にさらし、水を吸って色が変わるようなものは5分ほど水に浸してから使います。水分を吸い込みやすいので、油ものや汁物を長い時間いれておくと器に染み込んでしまいます。瀬戸焼、伊賀焼や大谷焼が代表的な陶器です。
※食洗機には対応していません。

 

磁器

出典:http://pourannick.com/tag/有田焼/

半透光性の光を淡く通す器でありながら吸水性がなく、はじくと高い金属音がします。素地は白く、石を砕いたもの。磁器は高級品とされ、古くは伊万里焼や九谷焼などはヨーロッパの王侯諸国の贅沢な調度品として輸出されました。焼成温度は1250〜1450℃と最も高い温度で焼きあがっています。食洗機と電子レンジは使えます。

 

せっ器(半磁器)

出典:http://item.rakuten.co.jp/blw-store/112754/

釉薬なしで焼き固めたもので、吸水性はありません。やわらかな印象の陶器と磁器の強度をあわせもつ中間的な性質を持つ焼き物です。焼成温度は1100〜1250℃ほど。「焼き締め」と呼ばれるのはこのせっ器です。世界中にせっ器タイプの器はありますが、古墳時代〜平安時代頃にろくろ技術で成形し窯で焼いた須恵器もせっ器です。この須恵器の流れをくむのが備前焼、信楽焼、丹波焼、大谷焼などの焼き締めと言われています。基本的に食洗機と電子レンジは使えます。(オーブンは温度の確認が必要)