海外出張時に現地コワーキングスペースを使うメリット

商談や調査などで海外出張に行くときに是非押さえておきたいのが現地のコワーキングスペース。
コワーキング(coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルのことで、コワーキングスペースとは他人(他社)と共同で使うワークスペースのこと。1日利用や月、年間契約もできます。
日本でも増えてきたコワーキングスペース、もちろん世界の各都市にも存在します。
本日は現地でコワーキングスペースを使うメリットをご紹介します。

 

1.1日・数時間など短期利用で滞在でき、仕事ができる

現地で資料を作ったりパソコンで調べ物が必要な時、現地で待ち合わせて打ち合わせをする時など、カフェを利用したりホテルのラウンジやビジネスセンターに入ることが多いですが、カフェで電源があるかを事前に確認したり、人の出入りの多いホテルのラウンジで周りに気を使ったりと「仕事をする場所探し」は意外と面倒です。
特に最近の都市部でのテロ情勢を受けて、街中のオープンカフェを避けたいという人もいます。私も前回パリのカフェで現地の方と打ち合わせをした時は、角の店舗や路面側の席にならないよう配慮をいただきました。

コワーキングスペースは数時間〜1日という単位で利用できますし、もちろんビジネスに必要なツールも揃っています。大抵はビルの屋内にあり、セキュリティカードや指紋認証で出入りを管理しているスペースもあります。また必要に応じてラウンジや個室の会議室を借りて打ち合わせをすることもできます。
値段やスペースもいろいろありますので、予算に応じた使い方をしていきたいですね。

 

2.必要に応じて電源・プリンタ・FAXが使用できる

現地を回っていると、地図や資料を急に印刷する必要も出てきます。
私も朝の出発前にホテルのビジネスセンターを借りてUSBに保存しておいたデータを印刷したり、現地の住所をgooglemapで調べてホテルからの行き方や電車やバスのタイムスケジュールを印刷しますが、簡易的なビジネスセンターの場合、小さなホーム用プリンタだったり、インクや紙切れになかなか対応してくれず、急いでまとまった資料の印刷が難しかったりしたことがあります。
コワーキングスペースに併設された複合機では、スキャンをしたり印刷をしたりFAXが可能。難しい機能を使わない限り、複合機の文字表記もそんなに難しくはありません。

 

3.カフェのフリーWi-fiよりも安全にネット環境が使える

欧米の街中のカフェでは無料Wi-fiをうたっているところも多く、店頭にWi-fiシールが貼ってあります。ここでは主にパスワードなしでアクセスできるケースと、スタッフにパスワードを教えてもらってアクセスするケースがあります。
しかし、無料Wi-fiの中には、時間制限があるものもあり、一定の時間を過ぎると再びパスワードを設定しなおしたりすることも。またセキュリティリスクを考えると積極的に使いづらいですね。
コワーキングスペースではWi-fi環境も提供していて、セキュリティの内容について聞いてみるとスタッフが教えてくれます。とはいえ100%の安全は難しいですよね。ちなみに、私は現地で使えるWi-fi機器を持参し現地のSIMを購入してネットにアクセスしています。

 

4.進出後の拠点候補として「お試し」利用ができる

コワーキングスペースは都市の中心部や若者の集うエリアによく作られています。
エリアの街柄や不動産価格を吟味せずにいきなり現地の事務所を借りるのはリスクが高いですが、コワーキングスペースは短期からでも利用できるので、拠点の候補がいくつかある時や決めかねている時は短期で複数のエリアのコワーキングスペースを「お試し」で使ってみましょう。エリアの特色の他にも、スタッフや利用メンバーたちの人柄やサービス内容の違いなどを知ることができます。

 

5.ちょっとした現地の人脈づくりに

どういったスペースを利用するかにもよりますが、ちょっとした現地の人脈づくりにも役立ちます。
共有ワークスペースやベンダーマシーンや休憩室などで挨拶をしたり会話をすれば、どういった人たちが集まっているのか、どういった仕事内容なのかがわかります。また、私たち日本人と同じように他国から来て短期利用している人もいます。
現地の都市の中心地にあるコワーキングスペースでは、このように他国からの利用もあるので英語を話せるスタッフも多く英語でやりとりが可能です。簡単な英会話ができれば、ビジネス相手だけでなく、いろんな人と知り合えるチャンスの場でもあります。

 

現地でアポを取ったり資料を用意したりするのは日本で行っている以上の不便さや困難さがあります。現地で少しでも安全に効率よく仕事をこなすために、事前に現地のコワーキングスペースの利用も検討してみてくださいね。