進出前の海外視察時の注意点

海外視察というと、みなさんどんな事をされるでしょうか。
展示会や見本市への見学、現地のマーケット見学、現地の関連企業へのアポイントなどがありますよね。
しかし、コンタクトしたい企業とのアポイントを取りたいけれど、どうやったらアポイントが取れるのか、思うような成果が挙げられなかった、次のステップに結びつかない・・など色々問題が出てきます。

今日は海外視察を行う際の注意点についてご紹介したいと思います。

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視察目的の明確化

海外進出を果たした日系企業は平均すると3.4回、事前の現地視察を行っているそうです。
ただ行って見てきたではなくて、次のアクションにつながる視察になっているかがポイント。
必ず、毎回の視察の目的とゴールを決めましょう。

 

視察日程の前半に現地企業訪問を集中させる

現地視察で訪れた企業から、思わぬ情報を得ることがあります。
私も、実際に現地で「○○社のxxさんは▲▲について詳しいですよ。ご紹介しましょうか?」と言われて数日後にご紹介からのアポイントを取ったことがあります。
こうした嬉しいチャンスを逃さないためにも、視察の前半に企業アポイントを固め、後半はフレキシブルに動ける時間を設けておきましょう。

 

出発前に現地企業の比較項目を決めておく

いざ数社当たってみたものの、やみくもに情報を集めても、今後の資料としては不十分となる可能性があります。
出発前に、調査シートや比較項目を決めておき、現地でそれらを埋めていくようにしましょう。

 

移動方法は要注意!

現地での移動は不慣れなうちは予想以上に時間がかかります。
今回のパリ視察は、メトロと徒歩でアポイントをいれた企業のところまで行きましたが、メトロで切符を買う所から苦戦し、ようやく着いた駅の出口を間違えてしまい、企業の方角とは違う方向に行ってしまう始末で、恥ずかしながら20分も遅刻してしまいました。
企業からWEBなどで案内される地図は、簡易的な地図も多く、徒歩数分と書いてあっても実際はだいぶ歩くこともしばしばあります。
必ず事前にgoogleマップで詳細地図を印刷しておきましょう。
また、印刷したマップには、必ず企業の住所と連絡先、アポイントの氏名を書いておきましょう。
こうしておけば、迷った時に役立ちますし、受付で用件を伝える時にも便利です。

移動に次ぐ移動、という場合は、時間短縮のため、タクシーのチャーターなども検討しておくとよいと思います。

 

モバイルとインターネットの力をフル活用する

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googleマップでも心もとない方は、スマホやタブレットも現地で使うことも検討しましょう。
位置表示でリアルタイムの道案内をしてくれるので、大いに頼りになります。
ただ、海外で日本から持ってきた携帯電話を使用すると国際電話料金になってしまいますので、電話料金ローミングデータを利用するか、もしくはスマホやタブレットをSIMフリー対応にしておいて現地のSIM(現地の電話番号もゲットできます)カードで使用するなど、検討しておきましょう。
携帯をご契約されている会社で相談しておくと良いと思います。

また、海外のカフェやホテルではFree Wi-Fiも使える所が多くなってきました。パソコンのセキュリティに十分気をつけながら、賢くFree Wi-Fiも使っていくことをお勧めします。
特にホテルには、ビジネスセンターといってPCやプリンターを簡易的に使うことができるスペースもあります。新しく行き先が増えたり渡したい資料が切れてしまった場合、ホテルの室内でPCからUSBにデータを移し、出発間際にビジネスセンターのPCにUSBを挿してデータを印刷することもできます。

 

いかがでしたでしょうか。
行く場所や目的によっても準備したり装備したりするものは違いますが、事前の準備が成果を左右するといっても過言はない海外視察。実りある視察を行っていきましょう。