空間づくりに役立つ2つのコツ

「見本市のブースのインテリアコーディネートをお願いしたい」
「新店舗を出すので内装の相談に乗ってほしい」
おかげさまで、最近は企業様からの個別のお問い合わせも増えてまいりました。
今日は、空間づくりのお打ち合わせから、個人のお客様にも企業様にも大切にしていただきたい
空間づくりのコツをお伝えしますね。

1なぜ「その空間」にしたいのか、説明してみましょう

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「カフェ風にしたいんです」「和風にかっこよくしたいんです」・・・etc.etc..
お客様からなんとなくおっしゃられるご要望です。
しかし、「なぜカフェ風にしたいのですか?」と詳しい理由を尋ねると、
「うーん、なんとなく・・」
「雰囲気がいいから」
「最近流行っているから」
「好きだから」
と、感覚的な答えが返ってくることがほとんど。
もちろん、すてきな空間、好きな空間・・・
いいですよね。私も大好きです。
でも「すてきだから」「好きだから」だけでは、空間づくりで一番失敗してしまうやり方になってしまいます。
空間づくりで大切なのは「その空間は、いつ、誰が、何に使うのか」ということ。
たとえば、カフェの化粧室を例にとって考えてみましょう。
「カフェにいらした20代〜50代の男女のお客様が、来店中、用を足したりメイク直しのために使う」
リフレッシュとしても、メイク作業用ととしても、気持ちよく使えることが大事ですよね。
空間は、使う人のためにあります。
お客様目線にたち、その空間の良さを最大限に感じながら使っていただけるにはどうしたらよいか。
そのためには何が必要か、何が大事かというところからed-commonsはお手伝いしていきます。

 

2ストーリーを共有しましょう

「リビングはナチュラルでお願いします!」
「キッチンの壁は白くて、レトロなランプがぶらさがっていて・・」
「重厚感のあるシックな空間がいいなあ」
お客様から空間づくりのイメージをいただく時にはこんな風に言われることが多いです。
もちろんプロとして引き出しを多く持って打ち合わせしておりますから、お客様が放つ単語やイメージをできるだけ具体的に「お考えになっていらっしゃるのはこんな空間ですね?」とご要望をまとめてさしあげることができます。
でも、傍で聞いていた奥様が「えーっ?私はそんなイメージじゃないなあ・・」と驚いておられたり
「いやそのイメージではお店のコンセプトとずれてるのではないか」と社内でも意見が割れてしまったりということが多々あります。

 

そうならないためには、「なぜその空間がいいと思ったのか」理由をご本人が説明することをお勧めしています。

以前、担当した新築一戸建てのご夫婦で、玄関の内装イメージでご主人と奥様が食い違うことがありました。

ご主人は、見た目のかっこよさ、ゴージャスさ、オリジナリティを出したいとおっしゃり、
奥様からは、玄関は掃除がしやすくできるだけシンプルに・・と意見が対立してしまいました。玄関は特に家族全員が使い、お客様が最初に入るおもてなし空間です。
そこで、お二人になぜそういう玄関にしたいのかという理由を一人ずつ語っていただきました。

 

そのあと、「そういえば、お二人で旅行に行ったところで一番のお気に入りはどこでしたか?どうしてそう思ったのか理由を教えてください」と質問してみました。
ご主人は戸惑いながら「スペインのアルハンブラ宮殿に二人とも憧れていて、新婚旅行で行ってきたんですが本当に荘厳で感動しましたよ!」と。
奥様も、「宮殿に入る広い通路空間にも印象的なタイルが貼ってあって、素敵だったの!行くのが大変だったけれどまた行きたいよねっ」とおっしゃいました。

 

これをきいてタイルメーカーのカタログからアラビア調のタイルを玄関の正面のニッチ壁にワンポイントとして貼るご提案をしたところ、ご夫婦は大喜びで賛成してくれ、ここから玄関の内装がこのタイルを引き立たせるためのすてきな仕様にあっさり決まりました。
ちょうど某TVドラマの室内空間でも同モデルのタイルが使われていたとかで、完成後にお邪魔したら奥様がとっても嬉しそうでした。
ご主人は仕事から帰宅するたびに嬉しくなるし、奥様も玄関掃除が特に楽しくテンションがあがるとのことでした。

 

このように、良いと思ったことには何かしら理由があり、そこにはストーリーが存在します。
もちろん、今回の場合は「お二人の大切な思い出」を使って、お互いの求めるものを引き出したということもありますが、ストーリーを細かく丁寧に見ていくことで、目指すべき答えが見つかるものです。
「これにしたい!」なぜそれがよいと思ったのか。ed-commonsと一緒に答えを探していきましょう。

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