セルフマガジンの奇跡-フランスでの反応-

なんだかシリーズ化してきました、セルフマガジンの旅。
もともと作った目的というのが、「11月からのフランス出張で配って来年からのサービスを説明する」というものでして、フランス語が一部混じった冊子となっていました。

 

この日本語とフランス語が混じったスタイルについて、
「日本語とのダブり感が出るので、一文ずつ日仏語で表現したらどうか」
「もしくは日本語版、フランス語版両方作ったらどうか」

という御意見もいただきましたが、以下の理由で現在の両A面の2:8スタイル(フランス語:日本語)となりました。

 

理由1:多くのフランス人からしたら日本語併記は不要だし、フランス語はフランス語でまとめてくれと思っているのではないか?という仮説

パリの邦人フリーペーパーOVNIやパリ市内の和食レストランのパンフレットを見ると、どちらも日仏語併記を避けて日本語ページ、フランス語ページに分割し特集内容も別々であることに着眼。
なにより、自分自身が、読めない言葉を並べられてもストレスに感じる。(異国の言葉の文体がおしゃれと思っているフランス人やイギリス人はどれくらいいるだろうか?)

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ちなみに、セルフマガジンを置いてくださっている近所のカフェのオーナーは、そこに来るお客さんがほぼ100%日本人かアジア人なのにもかかわらず、わざわざフランス語面を表にして置いてくださっています。
うーーーん、フランス語を読む気で手に取る人ってどれだけいるんだろう?
日本人のアルファベットコンプレックスはなんとかしなくてはと密かに思う小林でした。

 

理由2:そもそもすべての内容を両言語で全く同じに表現する必要はあるか?

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そもそもフランス語と日本語では言葉としてのボリュームの差があり、全部をフランス語で表現するとものすごい文字数になって軽い読み物として読みにくいのではという心配が。
そこで、フランス語版は日本語で書かれた内容の短縮バージョンをいれることに。

 

理由3:「読ませる」ページと「感じさせる」ページを融合させたい

五感と空間というタイトルである以上、五感に訴えることが大事。というわけで、見て感じて、というページをあえて盛り込みました。
実は、「見て感じて」は、日本語とフランス語のページの中間部分にあたります。
感じ方はそれぞれだけれど、それぞれの価値観で楽しんんだ先に、なにかしら通じるものがあれば・・。
という思いで、あえて融合させる部分を制作。

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そして、数日の滞在ではありましたが、セルフマガジンを現地で自己紹介を兼ねて配布することができました。
そうなると、どういう反応があったか・・みなさん気になるところではないでしょうか?
実際にフランスで配った時のコメントを一部ご紹介します。

 

日系フランス人G氏より
「フランスでビジネスがしたい」という日本人は今まで何人もいたが、こうして印刷製本されたフランス語の資料を持ってきた人はあなたが初めてですね。本気度を感じる。

フランスではこういったマガジンを不特定多数に配る習慣があまり無く、すぐゴミにされるかビジネスアイデアを盗まれるケースが多々有るから気をつけて。

かといってお客さんにリーチする可能性を無視してはいけない。知り合いの高級Barのオーナーに冊子を置かせてもらえるように頼んであげるよ。

基本的に大多数のフランス人は日本語が読めないし理解できないから、フランス語で読ませるページを別々に分けている構成はいいね、フランス人のことをよく理解できているなと感心したね。

フランスや欧州で見かける日本人のデザインは欧米化されており、何人が作ったデザインかを当てるのは難しい。しかしこの縦書きのレイアウトは日本特有のもの。フランス人のデザイナーには作れない個性的なマガジンだな。

 

 

フランス人テクニカルエンジニアP氏
紙の質がよく、とても美しいマガジンだね。この文様デザインって日本の文様なの?

日系人の顔はなかなか覚えられないが、プロフィール写真が大きく載っているからすぐあなたのビジネスだってわかるね。
フランス人不動産業者F氏
とてもきれいで見やすいね。フランス語もわかりやすく書けているよ。

現在、パリでうどん屋さんを開店させようとしている日系人オーナーと打ち合わせしているんだけれど、今度会った時にこのマガジンを見せておくね。

オペラ座の近くには日本のレストランがたくさんあるし、チャイナタウンにはアジア系のビジネスオーナーも沢山いるから、今度案内してあげるよ。

 

 

スウェーデン人ビジネスウーマンS氏
フランス語が読めないのが悔しいわ。同僚にフランス語が読める人がいるから訳してもらじっくり読むわね。英語版があったら読めるのに!

 

 

いかがでしたでしょうか。
好意的な意見やアクションが予想以上に多く、驚きと嬉しさの入り混じった出張でした。
フランスでセルフマガジンを配った結論として、セルフマガジンとは

・本気度が伝わる

・人を紹介してくれチャンスが広がる

・海を越えても利用できるツールだということがよく実感できました。

 

というわけで、海外進出を考えている方はぜひセルフマガジンを作ってみてください!
もっと詳しく海外の反応を聞きたい方は、個別にご連絡くださいね。