事業計画作りのアドバイザー選びに大事な5つのポイント

私のように新しいビジネスを起こしたいと思っている多くの人は、事業内容が固まってきた時点でまずどんな事業でどうやって事業を進めていくかという事業計画というものを立てていきます。
私が初めて事業計画書を作成したのは2年前。会社員だった頃でした。
インターネットで事業計画書の書き方なるページを熟読し、フォーマットをダウンロードし、そして書き方の本も購入。
苦労して自分で書いてみたものの、わからないことだらけで戸惑いました。
何よりも、計画が独りよがりになっていないか、事業として成り立つものだろうか、資金調達の面で他者が納得いけるものになっているかという不安もあり、創業アドバイザーの先生方数名にお会いし、相談し、レクチャーやアドバイスを受けてきました。
ところが、結果的に私はアドバイザージプシーとなり、頭を抱えてしまうことになったのでした。

事業を進めながら紆余曲折を経て、ようやく事業計画も自分の納得のいくものとなった今、これからアドバイザーの先生に事業計画を見てもらいたいと思っている人向けに私の実体験を交えてアドバイザー選びについてご紹介したいと思います。

 

自らも事業を興したアドバイザーである

複数のアドバイザーの先生との面談を経て痛感したのは、アドバイザーの先生自身が自ら事業を興した事があるかどうかということ。
相談した時に返ってくる言葉の重みが違います。
予約して相談に行く場合は、事業家であるかどうか、プロフィールもチェックしてみてください。

 

プロフィールの写真と実際の顔が同じである

今までに女性アドバイザーの先生方複数名にお世話になりましたが・・
いずれも事前にホームページで拝見していたプロフィールの写真と実際にお会いしたお顔が違っていて戸惑うばかり。(写真が10年くらい前に撮影したものなのか、メイクで変わって見えるのかは言及しないことにします)
写真がいずれも知的でラグジュアリーで爽やかな素敵女性だった、・・・ということだけお伝えしたいと思います。

 

言葉ではなく、手法でレベルの高さを見せてくれる

私が一番最初にお世話になったアドバイザーの先生は、はじめましての挨拶の後から事業計画書を読むなり、不遜な態度に。
不機嫌そうに「なにこの計画は。書き方全然だめ」から始まり、批判の嵐。
この本を読んで流れを参考にして書いてみたのですが・・とおずおずと購入した書籍を見せると、フンと鼻で笑って「その本は古いから情報が古い」と冷笑(1年前に出版された本でした)。
1時間のセッション中、アドバイスというよりはダメ出しが続き、最後には「私の作った門外不出の事業計画書フォーマットで書き直しなさい」という御下知が下されました。
でも、頂いた門外不出の事業計画書フォーマットと、一般的なフォーマットの違いが未だにわかりません。。。。

 

別の先生とのセッションでは、お願いしますと差し出した事業計画書を手に取るなり「こういうダラダラ長いのはどうせロクなことが書いてないから読む気が失せる」と言ってバサッと机に投げ出したり。

 

いずれも、私が今までビジネスで知り合ったどんな人よりも、失礼な態度や言動が印象的で、相談内容や手法に対して「ためになった」回答をもらえませんでした。正直、ビジネス以前の問題ですね。

 

一方で、こうしたアドバイザーの先生は、「最初にガツンとネガティブなことをぶつけてコチラの反応を見ている」というご意見もいろいろと聞きましたが、お互いにとって信頼関係がない時点での上から目線の一方的な批判は、建設的な時間にならない上に嫌な思いが蓄積されるだけですね。

お世話になってよかったと思っている先生がたは、いずれも謙虚なで上品な物腰で、修正を加えたほうがいい点については、解決法を交えたアドバイスをしてくださいます。また、データの切り出し方や論点の整理などのプレゼン手法が素晴らしく、今ここまでで到達したから次回までにはこのアクションを目指そう、と、マイルストーンを提示してくださるプロ達でした。

 

今お世話になっているアドバイザーの先生は、実は、以前全然別の団体が主催していたセミナーの講師を務めていらっしゃった時に初めてお会いした先生。
わかりやすい資料と具体的な実践例の説明も多く「このセミナーは今まで受けたどのセミナーよりも素晴らしく役に立ったなぁ」と講義内容をノートにまとめて日々見返していた時に、ある相談所で偶然先生のお名前を見つけて申し込んだのが最初です。

私の下手くそでつたない説明を聞いて「それだったらこういう風に考えてみてはどうか?」とぱぱぱっと図解したり表を作成しながら一緒に進んでくださる先生で、アドバイザーとして本当に素晴らしいスキルを見せてくださいます。セッション中、先生の超人的なスキルに驚嘆するばかり。

 

回数制限がなく定期的に進捗を報告相談できる

親身に相談に乗ってくださるアドバイザーの先生方もいらっしゃいましたが「○回まで相談できます」と回数制限のある相談所も多く、途中でそれとなく打ち切られたところも。
今の先生の相談所は「何回でもいらしてください」ととても親身になってくださり、ロングスパンで定期的に進捗を報告相談できるのでありがたいです。

 

用語の意味を即座に答えられる

ある相談所のアドバイザーに事業計画書を持って行った時、事前に私の資料やホームページをチェックしてくださっていた先生から「あなたの事業計画書はビジョンが弱いですね。ビジョンは事業計画の基本ですよ。」と言われたので
「ビジョン、ビジョンってよく聞くんですが、私の理解しているvisionと違うような気がしていて。日本語で一言で言うとビジョンって何ですか?」と聞いてみると、先生が黙り込んでしまいました。
あ、、あれ?と先生の顔をみると、「え、え、えーと、ビジョンとは・・アレなんていうんだっけ」と顔から滝の汗が・・。
「私ったら余計なことを聞いてしまったかな・・」と変に申し訳ない気持ちになり、一回で足が遠のいてしまいました。。。

 

起業した身にとっては大事な事業計画ですから、第三者の視点もいれて、しっかり作っていきたいもの。
私は今の先生に出会うまでに、まるでネタか?!と言うくらいに個性豊かな先生方に出会ってきましたが、時に暴言に追い詰められたり泣きそうになりながら、必要なことを取捨選択してきました。
せっかくアドバイスをいただくのだから、見てもらうこちら側も先生を選ぶべきだ、と今は思っています。

 
これから事業計画を作ろうとされている方、まさに作っている最中の方、私のようにアドバイザージプシーとなってしまった方、自分のビジネスに寄り添ってくださる先生が見つかることを祈っています。