フランス人の日常生活

「フランス人って普段何を食べているの?」そう思ったことはありませんか?
日本で食べられるフランス料理って、大抵高いし、きちんとしたマナーが求められますよね。
そんな敷居の高いフランス料理ですから、フランス人って、家庭でも素敵なキャンドルに高級なお皿を使っていて、ビンテージもののワインに高価なご馳走、まるでレストランで食べているかのような贅沢な毎日を送っているのかしら・・なんて思ってしまいがち。

特に、パリに観光に行った時など、ランチだけでも2000円はするお値段を見てしまうと「フランス人って外食にこんなにお金をかけてお金持ちなのね・・日本だったら定食1000円しないというのに!」と思いますよね。

 

この想像をあっさりビックリ覆してくれる本が出版されました。
フランス流 しまつで温かい暮らし(ペレ信子著)

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全国の書店でも、Amazonでも購入できます。

 

帯に書いてあるのは「フランス人は意外に質素で手抜き上手だった!」と衝撃的な一言。
思わず二度見しました。

 

少しだけ本を紹介しますと、まず、びっくりしたのは、「フランス人女性はほとんどが仕事を持っているので料理は手抜き」というくだり。そ、そんなバカな・・。
さらに「フランス人の月〜木のウィークデーの夕食は、週末に沢山作った野菜スープをひたすら食べる」んだそうです。この野菜スープのレシピが載っているのですが、ひたすら簡単。わずか3ステップ。
日本人でいうところの「お味噌汁」に値するこの野菜スープ、食卓の真ん中にスープの鍋を置いて、みんなで取り分けて食べるんだそうです。
しかも、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもの他にその時に残っていた野菜を入れてしまうというシンプルで素朴なスープ。それが「しまつ」なのですね。
もちろん日によってアレンジがされていて、アルファベットのパスタが投入されていたり、チーズを溶かしてみたり、牛乳や生クリームを添えたり。

 

この野菜スープの食べる「いつもの夕飯」はいたって簡単。

野菜スープ登場→パンでスープ皿をきれいにしつつ食べる→チーズ、ハム、サラダ登場→フルーツなどのデザート

 

えっ・・・?あれ?シンプルすぎやしませんか。
思っていた「フランス人の夕飯」とは違います。
と同時に、「な〜んだ、普段のフランス人ってそんな感じなのね」と親近感。
日本人だって普段から寿司や御膳料理は食べないですものね。ほっ。

 

もちろん、普段が質素でシンプルな夕飯だからこそ、その分ご馳走は週末にというスタイル。
腕によりをかけて、キッシュやグラタンなどを作るそうです。
もちろん、働く女性の味方「冷凍食品」の存在もかかせないそうです。
付け合わせの野菜の他、メインディッシュの冷凍食品もフランスは豊富にあるのだとか。
中でも「ピカール」という冷凍食品がフランス人に大人気だそうで、実は日本でもイオンの通販で購入可。
さっそくフランス人の日常の味をもとめて私も購入。
「普段の味」とはいえ、ピカールのラインナップはすごい。冷凍のフォアグラやトリュフの一品料理もあります。
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出典:https://www.aeonshop.com/shop/genre/genre.aspx?shop=01050000059020&genre=100270&linkid=as52_VeMOLvXQ

 

と、食事の他にも、この本には、著者がフランス人と結婚したきっかけや、子育て、インテリアのこと、興味深い内容が愛情たっぷりユーモアたっぷりに描かれています。

 

実はこのペレ信子さんは、私が通っていたテーブルコーディネートスクールのお仲間で、テーブルコーディネートの先生でもありフランス語の翻訳家でもいらっしゃいます。
仲間だから、知り合いだからという理由ではなく、この本が本当に素敵だから是非紹介させてくれとご本人に掲載許可をいただきました。
興味のある方は、ぜひ本屋さんで手に取ってみてくださいね。