出版社が手がける6畳の生活空間カフェ

book cafe SENJU PLACE(ブックカフェ センジュプレース)

WEB:www.senju-pub.com
住所:東京都足立区千住3-16 2F
定休日 : 土曜 日曜のほか不定休あり(要予約)
営業時間 : 9:00~17:00

 

古民家カフェに行きたいなと言っていたところ、映像制作をやっている友人から北千住におもしろいカフェがありますよとお誘いをいただき行ってきました。
なんでも、出版社がやっているカフェとのことで、事前にカフェ営業をやっているかどうかを確かめてから行くのだとか。どんなところなのか、興味津々です。

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路地に入り向かった先は、本当に古い下宿アパートのような風貌の建物。
狭くて急な外階段をトントンとあがっていった先には・・、昔、こんなアパートにお友達が住んでいたっけな〜という学生アパートのような薄暗い廊下がありました。

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おそるおそるガラスの引き戸を開けてみると・・おおお、居間にもおばあちゃんが出てきそうな居間空間。そして小さなキッチンに立ち並ぶカフェ道具や、ガラス引き扉のついた本棚がお出迎え。

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思わず、ああああ〜っと声が出てしまいました。
だって、一目で気に入ってしまったんです。

丸いちゃぶ台、小さな座布団。
そしてい草の匂い。
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なんというか・・「ザ昭和」
学校帰り、ランドセルをがしゃんと居間に置いたとたん、おやつ出すから手を洗ってらっしゃ〜い〜なんてお母さんの声が聞こえてきそうな、懐かしくてあったかい空間でした。

 

思わず本棚ににじり寄り、蔵書を眺め。
私好みの本が沢山。
もう、畳の上にごろんと寝転がって本を開きたい、そんな衝動に駆られます。

 

隣の部屋は出版社さんのオフィススペース。
マスターは出版社さんです。笑顔で出迎えてくれ、メニューをじっくり拝見。
ミニキッチンでお湯を沸かし、じっくりと珈琲を淹れ。
喫茶店のような本格的なメニューです。
そしてなにより、メニューのきれっぱしのような紙の質感がすてき。
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ゆっくり、じっくり淹れた珈琲の、なんと味わい深いこと。
私の大好きな苦味たっぷり、そして量もたっぷり。
思わず細め仕上げのしっくい壁に背中をどすんとくっつけて体育すわりしながら、しばし本をめくります。
なんて豊かな時間なんでしょう。

そのうちに出版社さんに人が訪ねてきて、いつの間にか隣の部屋では打ち合わせが始まっていました。
隣の畳の部屋で思い思いにページをめくり珈琲を嗜む私たちには、もはやそんな音すら優しくゆったりと聞こえてくるのでした。

古民家カフェ巡りをしてきましたが、これぞまさに「古民家」。
お気に入りスペースを、また一つ見つけて大満足です。