タイプ別玄関インテリアアドバイス

玄関は、生活空間と外部を結ぶ役割を果たしています。家族にとっては出入り口という認識になりがちですが、訪れる人にとってはその家の第一印象を決める重要なお迎えの場。玄関で訪れる人と立ち話をすることもあるでしょう。
「我が家らしく迎え入れるおもてなし空間」を素敵にできたらいいなと思う反面、現代の住宅事情ではあまり余裕のあるスペースではないということも現実としてあります。

今日は住宅の玄関についてご紹介します。

 

狭い玄関

タタキと呼ばれる玄関土間も小さく、すぐ靴箱などの収納家具が迫ってくる、という余裕のない玄関スペース。
そこに子供の外用のおもちゃやご主人のゴルフバッグが玄関に鎮座していたりするご家庭もよく見受けられます。
1mくらいの高さの玄関収納のカウンター空間がある場合はここを「飾り棚」として死守しましょう!または、カウンターがない場合は、玄関に入って最初に目に飛び込んでくる壁面を「飾り壁」としましょう。
飾り棚や飾り壁の演出としては、フォーカルポイントといって、外から入ってきたときに真っ先に視界に飛び込んでくる色や形の小物や花を飾ることです。季節感を出すのもありです。決して家族の鍵や郵便物、脱ぎ散らかした上着などを放置しないようにしましょう。
どうしてもこれらの生活感のものを飾り棚に置く必要がある場合は、おしゃれなトレイを用意するなど、「みせてもいい」生活感にするとよいでしょう。
また、壁紙や収納の扉はなるべく明るめにしたり、大きな鏡を置くことで空間の広がり感を演出できます。
ただし、大きな鏡は玄関の正面に置かないように。
ドアを開けた瞬間、自分の姿に驚いてしまいますから。(これは風水でもNGとされていることですが、理由を知れば納得ですね!)

 

廊下と連続する玄関

玄関を入ると長い廊下が伸びて、玄関から廊下の先の奥の部屋の扉が見えているタイプの玄関は、奥行きが感じられますが、外から家の様子が丸見えになることを嫌がって、のれんやパーテーションで隠すご家庭も多いと思います。
しかしこの目隠しが逆に狭さや安っぽさを与えてしまうのが難点。
そんな時は、逆にこの間取りを生かしたフォーカルポイントを作りましょう。
たとえば、玄関土間に小さなベンチを置いたり、土間からあがってすぐの床にグリーンの鉢を置いたり、または長い廊下の壁面に小さな絵をいくつも飾ったり、床置きの照明を連続配灯することで、玄関を開けたらすぐそちらに目がいく用に設置します。
また、長い廊下をアートギャラリーにする際は、天井灯をダクトレールにして、スポットライトを幾つかいれアートに当てたり天井に当てたりすることで、空間が劇的にセンスアップします。

 

ホールのある玄関

土間をあがって玄関ホールがあるご家庭もあります。この場合のコツは「ギャラリー化」。
ドアを開けた正面に大きな絵画を飾るのもいいですし、コンソールテーブルといっておしゃれなミニテーブルを置いて花瓶を飾ったりも素敵です。存在感のあるフロアスタンドもまた彩りを添えます。また、玄関の天井のシーリングライトを3連や4連などのスポットライト照明に変えて、アートたちにスポットライトを与えてあげるとおしゃれ空間にレベルアップします。

 

広い玄関

広さに余裕のある玄関の場合は、まず最初に「ライフスタイルにふさわしい収納家具」を選びましょう。
靴、傘、外遊びのおもちゃやスノボ、ゴルフバッグなど、トータルで収納できる大きさと間仕切りができている既製品を選ぶとスッキリと収納できます。
広い玄関は、ホールのある玄関のようにギャラリー化したり訪れた方とちょっと会話ができるようなソファを置いたりすることで、居心地の良いお出迎え空間を演出することができます。

 

フォーカルポイントという「ぱっと目に飛び込んでくる色・形」を使って、なるべくゆとりを感じさせるというのが玄関インテリアのコツ。
絵画や小物、グリーンの他にも、もう一つセンスアップする方法として広がりを生み出す間接照明など取り入れていきたいものです。

 

ところで、文中にでてきた間接照明について、間接照明ってなに?と思った方、
どうやって取り入れたらいいかわからない方、
我が家にぴったりな間接照明について相談したい方は、インテリア相談もご用意しています。