パリのエレガントな配色のコツ

今回はせっかくなので、和の空間だけに限らずフランスのインテリアについても触れて行きたいと思います。

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今回はパリ市内の調査のため、パリ市内にホテルを取りました。有名なムーランルージュにほど近い、hotel Josephine by happy cultureに滞在です。
なぜ今回このホテルにしたかというと、せっかくインテリアを見に行けるのだから現地のおもしろいものを見ておきたいという目的と、交通の便です。目的の場所にほど近い場所を取りました。
パリの中心を蛇行して流れるセーヌ川を上流から下流にみたときに「右岸」と「左岸」にエリア分けをするのですが、毎回なぜか私はルーブル美術館やシャンゼリゼ、バスティーユ広場がある右岸を選択してしまいます。

写真で見たとおり、ホテルは内装のコンセプトが非常に明確で、パリらしい色使いに圧倒されました。ムーランルージュを意識した、ベルエポックの時代をおもわせる非常に華やかで洒脱なインテリア。
日本の色合いでたとえるならば配色は、藤色、牡丹色、青藤色、氷色、といったところでしょうか。

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特に牡丹色の天井までのカーテンがビビッドなアクセントで効いています。色合いだけでなく、カーテンの施工や縫製方法など非常に勉強になりました。またお客様に提案できることが増えて、嬉しい限りです。

 

藤色の美しいドアノブにはプラスティック製ですがレトロなレバータイプのハンドル。シャビー感がたまらなくいいですね。
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このドアノブを開けるとバスルームなのですが、バスルームは一転して艶やかな濃緋色の世界。まさにキャバレーといった鮮やかで華やかなしつらいです。小物は素鼠色かシルバー系で統一。嫌味がなく上品にまとまっているので、エレガントなバスルームになるのですね。

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ただ、このままを日本に持っていくと、照明の明るさによっては非常にビビッドできつい印象を与えてしまいます。間接照明を狙う程度の明るさでバランス良くデザインしていきたいものです。

室内の小物やインテリアは一つ一つがコンセプトに沿ってしっかりと存在感を放っていました。
ただ乾燥が激しいのか施工の問題なのか、壁紙が一部はがれていたり削られていたりして日本人の職人さんがみたらがっかりするだろうなと思う部分もあったり。ここは海外ならではでしょうか。
ついつい、現場写真として施工不備をカメラに収めてしまいました(^^;

 

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ホテルのレセプションも非常に紳士的で親切に対応してくださり、念願のEURO2016(ポルトガルvsウェールズ)もホテルのロビーでゆっくりと観戦できました。ただ、到着日で時差ぼけがきつく、前半戦だけであとは室内で眠りに落ちてしまいました。残念でしたが、これ以上ない嬉しい経験でした。

 

hotel Josephine by happy culture