格子を取り入れると和の空間レベルがUP

みなさんこんにちは。和の空間コーディネーター ed-commons小林です。
暮らしに和のエッセンスを取り入れたいみなさんに和の空間をご紹介しています。
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おかげさまで「和の空間」に特化してちょっとずつ書き始めた当コラムも10本目を迎えました。
いつも見ていただき本当にありがとうございます。
今年からは活動の舞台をフランス・欧州に広げようと思っていますので、
少しずつフランスの方達にも見て頂けるようにホームページを工夫していこうと思っています。
日々進化していくこのページを、温かく見守って頂ければ嬉しいです。

さて、本日も引き続き空間づくりのコツをお伝えします。
今日のポイントは「格子(こうし)」。
格子のデザインを取り入れる事で和風空間のテイストがぐぐっと高まります。

 

格子とは

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格子は大きく言うと周期的に並んだ区切り、仕切りのことを指します。
日本の建築では、角材を縦横の格子状に組み上げた建具(扉や窓のこと)の事を指します。
格子は、室内での採光と通風を確保しつつ、外部からの進入と視界を制限できる効果があります。
機能面だけでなく、直線で構成されたシンプルな美しさという装飾的な効果もあるため、欄間や襖、障子などのデザインとしてもよく作られていました。
単純に見えるデザインにも意味があり、格子の組み方や隙間の開け具合、数、などによって、その家の商売や職業を表す役目もあったといいます。

この機能美にも優れた高いデザイン性は、西洋でも注目され、チャールズ・レニー・マッキントッシュが生み出したヒルハウスという有名な椅子にも採用されました。

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http://www.cassina-ixc.jp/shop/g/ghill-house1/

格子の種類

格子にはいくつか種類が有ります。
縦格子(たてこうし)

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http://www.aqura.co.jp/gallery/sw0101/detail/1552/
建築の柱として、床から天井までを貫いたすっきりとしたデザインは、空間の抜け感の美しさと採光性も高く、とても素敵ですね。

 

横格子(よここうし)

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http://www.activate-jp.com/2010/07/post316
横格子は、空間を広く見せるアイテムです。
さりげなく目隠しに使ったりもできます。

 

他にも沢山の格子がありますので、こちらのデザインも見ておきましょう。

https://kotobank.jp/word/格子(建築)-1532683

縦格子の意匠で縦のラインを強調して天井を高く

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http://www2.lixil.co.jp/rp/dfw/biz-lix/lineup/classification/products/interior_lattice.htm

縦のラインが連続して続くと、縦の空間が強調され、実際よりも天井が高く感じられるようになります。

 

格子をポイントに、家具で取り入れる

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建築をいじらず格子を取り入れたい時に活躍するのが、このような格子柄の家具や衝立(間仕切りパーテーション)もおすすめです。
格子の空間がより立体的になり、モダンな感覚になります。

 

明るさと広がり感が欲しい所には縦格子をはめこんで

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http://sumai.panasonic.jp/interior/reform/kodawari/

 

窓の無い玄関など、狭く暗い場所の壁の一部を格子にすると、隣接する空間から光を取り込む事ができ、また奥行き感もアップします。竹材などを使う事で和空間らしさが格段にアップします。

 

いかがでしたでしょうか。
直線が織りなす和の空間で、凛とした空気感がアップしますね。
ぜひ、取り入れてみてください。

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