東京メトロが仕掛ける「禅」に親しむスタンプラリー 後編

前編はこちら。

問答三 地図にある三寺を訪れ「謎解きパネル」に掲示してある六つの禅語を集めよ。集めた禅語をもとに、下の暗号を読み解いて次の目的地を導き移動すべし。

ようやく千駄木につきました。
問答三の地図の通り、ミスドと松屋があったので、どうやら問答二の答えは千駄木で正解だったようです。
お腹が空いてきたけれど、小雨も降ってきたので、急ぎ足で全生庵、興禅寺、天龍院といった指示のお寺に行き、みうらじゅん氏といとうせいこう氏のイラストが描かれた謎解きパネルの禅語を急いで書き写します。

一 随所作主(ずいしょにしゅとなる)

二 看脚下(かんきゃっか)

三 不思善不思悪(ふしぜんふしあく)

四 無念無想(むねんむそう)

五 冷暖自知(れいかんじち)

六 手がなくて鍬を持つ(てがなくてくわをもつ)

茶道を学んでいる時、これらいくつかの禅語を学んだことを思い出しました。
一つ一つの言葉の意味をしっかりじっくり噛み締めるのはまた次の機会として、今は暗号を解きます。(最終日だと本当に慌ただしいですね、反省・・)

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禅語の文字の先頭から数えて導き出した答えは「もんぜんなかちょう」。
なるほど、門仲。やはり寺町ですね。
千駄木から千代田線で大手町まで戻り、東西線に乗り換えて門前仲町へ向かいます。
乗り放題の切符を買っておいてよかった〜♬(とメトロの作戦にまんまと乗る私・・)

 

門前仲町駅の改札を出てすぐのところにまたもやスタンプ台と「謎解きパネル」が。

 

問答四 問答三の答えの駅の「謎解きパネル」にある禅問答をもとに、以下の書を用いて次の目的地を導き移動すべし。

あっ、もうパネルを見るまでもありません。
リーフレットの問答四の書には、大きく

「夕空」

とだけ書いてありました。
道中、「ここからどうやって最終地の上野に連れていくつもりなんだろう」とリーフレットを見ていたので、「ウエノ」をすでに見つけていたからです。(いやー、大人ってズルいわぁ・・)
 
ちなみに「謎解きパネル」には
はを指で押さえよ
とありました。ほらね。

なにせ時間もなかったですしね。
というわけで、門前仲町駅でさくっとスタンプを押し、上野へ。
上野駅で最後の暗号のようなスタンプを押すと、3つスタンプが揃いました。

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移動にも時間がかかり、上野に着いたのはなんだかんだで四時を少し過ぎた頃。
禅を学ぶってどんなもんかな〜と興味本位で始めたスタンプラリーでしたが、最終問答が難しかったら時間内にゴールできないかもなんて、雨の中焦って国立博物館まで小走りです。

国立博物館脇のミュージアムショップに飛び込むと、奥には最終問答のパネルと、そこで謎解きのために集結した多くの参加者たちがいました。

 

さあ、いよいよ最終問答。

3つのスタンプを集めたら、東京国立博物館の「謎解きパネル」に書かれたルールに従い、下のマス目の中に隠されたことわざを探せ。「禅」のマスを1歩目として「悟」までの道をめぐるべし。

 

1129-4う・・ううう、またもや迷路解きではないか。
隣のカップルたちが「できたー!」「きゃーすごーい!」なんてきゃっきゃしているので、余計に焦ります。
解き終わったマダムが話したそうに「教えてあげましょうか?」と答えを見せてくれようとするので「わ、わ、結構です!」と思わず言ってしまいました。知りたかったくせに、私ったらあまのじゃく・・・

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スタンプの文字にあった「らかんぞう」「にょらい」「い」「む」(仏)の文字を消すところまではうまくいったのですが、そこから先が難しく・・
ただ、宇宙は時計回りでできている、とどこかで聞いた言葉を頼りに、右回り方向に細かく進んでいくと、「な」「な」「こ」が浮かび上がり、「七転び八起きね!」とこれまた答えを念頭に(笑)解き終えることができたのでした。

 

応募箱に答えと抽選プレゼントの番号を書いて投函し、退館。
このミステリーツアー、なかなか好評だったようで、スタンプ達成賞は配布終了、メトログッズをいただきました。
ほっ、なんとか閉館5時には間に合ったけれど、東京国立博物館に来て展示を見ずして帰るという前代未聞の大失態でした。もっと早く参加しておけば展示が観れたのになぁ。。

 

 

このミステリーラリー、禅問答そのものというよりは、禅に触れるというファンタイム企画でしたが、これはこれで最後まで楽しめました。
普段、禅語に触れることは少ないですが、こういう時に意味を学ぶ機会があれば子供達にもよいですね。
そして、文化の発信者として、仕掛けとして、なかなかおもしろいヒントをもらうことができたスタンプラリーだったと思います!

禅語については、また追って深堀していきますのでお楽しみに。