おちょやんから学んだ、仕事の極意

2020年度後期のNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」が、本日最終回を迎えました。

 
親に口減らしで奉公に出された主人公の千代ちゃんがやがて女優として成長していくストーリーなのですが・・
これでもかと続く主人公の過酷な人生に毎朝号泣、泣きっぱなし。
ドラマのオープニングテーマで鶏(おそらくお父ちゃん)がひょこひょこと歩いている時に卵を落として猫(千代ちゃん)が生まれるシーンがあるのですが、その鶏を観て焼き鳥にしてやるぅ!と睨みつけてしまう始末・・。
主人公やドラマに感情投影することが多く、朝の仕事がしんどかったです。
 
朝ドラフリークの私としては語りたいことがたくさんありますが、一番印象に残った、新米ICさんにとっても印象深い言葉をご紹介したいと思います。
 
 

「演じるとは、役を愛した時間そのもの」(おちょやん第49回より)

主人公の千代ちゃん(演:杉咲花さん)は喜劇女優。
その千代ちゃんの芝居の師匠である花村千鳥さん(演:若村麻由美さん)の言葉です。
 
駆け出しの舞台女優の千代ちゃんは懸命にお芝居をしますが、おもしろかった役の投票ではいつも看板俳優の千之助さん(演:星田英利さん)にはかないません。
焦っている中、現れたのが、千鳥さん。
千代ちゃんの舞台を観た後、「どうしたら千之助さんに勝てるだろうか」と問うた千代ちゃんに、この一言だけを叫ぶように返して帰っていきます。
 
 
ドキンとするシーンでした。
千代ちゃんにとって演じることが仕事ですが、私にとっては、インテリアコーディネーターという役割について、たまに演じることのように考えることが多いからです。
 
 
その役を愛した時間そのもの。
 
 
難しい答えですよね。
はて、何を意味しているのやら。
 
 
千代ちゃんをはじめ、劇団員たちは、夜通し台本に向き合います。
そして台本には書かれていない自分たちの役の背景について、役の生い立ちや家族構成、性格、癖などを考え始め、芝居にそれらを盛り込もうとします。
つまり、自分の役を深く掘り下げることをしたんですね。
 
 
その甲斐あって、芝居をすることで与えられた役を「生きる」ことができた千代ちゃんたち。
最初は千之助さんに合わせることで精一杯、千之助さんになんとか勝とうと必死だった劇団の役者たちが、自分の役に集中し、役を掘り下げたからこそできたアドリブで輝いていきます。
 
 
この仕事にも通じる考えだなあと思って感動したのを覚えています。
 
 
私たちインテリアコーディネーターの仕事は、お客様の人生に向き合い寄り添うことが多い仕事です。
人は自分の人生しか生きられませんが、お客様を通して、いろんな人生や価値観があることに気付かされます。
自分が良いと思っていたことも、お客様にとっては違うこともあります。
家づくりだけでなく、お客様の気持ちや感性を深く掘り下げて、お客様の人生に寄り添う。
 
長い人生の中でほんの一瞬だけのお客様との接点かもしれませんが、もしかしたらお客様の人生を変えるような出会いかもしれませんし、また私たち自身もお客様に救われたり学ばさせていただいたりします。
 
 
 
2020年度は、エールといいおちょやんといい、このコロナ禍において人々を勇気づけ楽しませた傑作が揃いました。
脚本家のみなさん、役者のみなさん、スタッフのみなさん、コロナの中で中止、延期、の中、まさに命を削りながら作品を生み出してくださってありがとう。毎朝元気をもらっています。
おちょやんの次の「おかえりモネ」も楽しみにしたいと思います。
 
 

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