「得意」を掲げるのなら、深堀りせよ

以前、採用業務の際に「北欧のインテリアが得意です」と書いてきたICさんがいました。
面接時、「北欧のインテリアが得意、と履歴書に書いてあったので伺いますね。口頭の面接で得意の度合いははかれないので、まずは得意の根拠となる知識を見せてください。北欧のインテリアといっても特徴は色々ありますよね。あなたなりの北欧の各インテリアメーカーの分析や傾向を教えていただけますか?」と伝えたところ、
 
 
「え、え〜っと・・北欧のインテリアはシンプルでナチュラルでスタイリッシュなのが好きで・・ブランドはIKEAが好きでして・・、あとはメーカー自体はあんまり詳しくなくて・・あ、あとはカッシーナが好きです!」
とよくわからない着地点を見せてくださった方がいました。
 
 
ええと・・・好き嫌いを聞いたわけじゃなくて、分析や傾向を聞きたかったのですが・・
それでもって・・・カッシーナはイタリアのカンパニーですけれど・・
 
 
思わぬ展開に困って突っ込んでみたところ、・・・すみません、北欧のインテリア、あまり詳しくないです、とうなだれていました。
別に、意地悪で聞いたわけではないんです。
未経験のICさんではなく、数年のキャリアがあって、得意というから期待して質問したのに、ん?ん?な結果でした。
 
 
世の中には北欧インテリアが好き、北欧インテリアが得意とうたっているICさんも多いです。
でも北欧インテリアといえばIKEAしかしらない、というのは、インテリアのプロとしては少々物足りなくないですかい?
 
 
好きと得意は違います。
北欧インテリアが得意というのならば、それを売りにしたいのならば、技術を磨いていく必要があります。
ただ、技術があるかどうかは、なかなか表現しづらいもの。
だからこそ、目に見える形で「できる」を表現したいなら、実践的な知識を増やすことが大事になっていきます。
特に面接などの場では、「得意」とか「できる」の本当のレベルは見え辛いので、私のように知識のレベルでできる度合いをはかる人もいます。
 
 
では、どんな知識を増やしていけばいいのか。
最低限、有名な各メーカーくらい覚えておきましょうよ。
北欧インテリアといっても色々あります。
たとえばデンマークのインテリアブランドといえば、フリッツ・ハンセンやボーコンセプト、ルイスポールセン、アイラーセン、クヴァドラ、フィオナ、HAY、くらいの名前はすぐ出てくるようにしておきたいですよね。
 
もちろんデンマークだけでなく、フィンランドやスウェーデンだってメーカーや有名なデザイナーは沢山ありますよ。
それらのメーカーにはどんな特徴があるのか、どんな代表シリーズがあるのか、どういうコンセプトを掲げているのか、日本の代理店やショールームはどこにあるのか。
販売実績があるのなら、スタイリング実績があるのなら、プレゼンできるぐらいにしておきましょう。
 
 
仕事の「得意」というのは、他人に提供できる知識や技術があってこそ。
なんでもそうですが、少なくとも「得意」を売りにしたいなら、まずは商品の知識を深堀りしていきましょう。
話はそこからです。
 
 

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