おじの死に思う

コラムではお伝えできていませんでしたが、実は八月下旬におじが老衰で亡くなり、お葬式やなくなった後の後片付けで奔走する日々を送っていました。
 
 
今年はコロナ禍ということもあり、春先からお世話になっていた施設に今まで通り面会することも叶わなくなり、全盲で独身の「おひとりさま」だったおじは人一倍心細い状況だったと思います。
徐々に弱っていき、亡くなる1週間前に喉にタンを詰まらせ、そこから急激に死へのステップが進んでしまい。
祖母によく似た大好きなおじを看取る家族としても辛い日々でした。
 
 
亡くなった日からしばらくは、なんだか自分ではない自分が精一杯気力を振り絞り、決まっていた仕事を必死にこなし、葬儀の準備を行い、父の面倒や亡くなった後の手続きに追われていました。
正確に言うとおじは父の従兄弟にあたるため、私からみたら5等身の続柄です。
直系の親族であれば容易な手続きが法的には難しい間柄にあたるため、あちこちに何度か出向くことが続きました。
 
 
子供の誕生は、0だった存在が1になりということで様々な手続きがありますが、1だった人間が0になるということは「0になるためにやること」がまた沢山あります。
これについては、今後終活というカテゴリーでみなさんにも役立つ情報をまとめていきたいと思います。
 
 
さておき。
体が不自由で生きている意味に葛藤していたおじが、天に召されてきっと楽になっただろうという安堵と、大好きだった人がいなくなってしまった喪失感と、コロナ禍の中でおじの世話という任務をまっとうできなかった葛藤とで、心に嵐が吹き荒れていました。
 
 
私は今までに家族を3人看取っていますが、両方の祖母の時よりも、母の時よりも、コロナ禍という社会状況の中で看取ったおじの死は辛く感じました。
コロナ禍の中では、危篤になっても手すらにぎってあげることもできないのですから。
 
 
ふと気づくと、クリエイティブなことが全く頭に思い浮かばなくなり。
ルーティーンとしての仕事はなんとかこなせても、新しいことやアイデアが思いつかないのです。
アイデアが枯渇するというか、抜け殻状態に陥りました。
 
 
コラムの更新を楽しみにしていただいた方、お力になれずにすみませんでした。
この仕事をする身にとって、アイデアが浮かばないことはどんなに危機的な状況なことか。
正直、この状態ではもうこの仕事を続けることはできないかも・・とも思いました。
つくづく、ものづくりには、心身の健康が大事なのだと思い知った今秋です。
 
 
今は、ようやく納骨の時を迎え、少し心に区切りがついた状態です。
 
 
また、ありがたいことに、夏から秋にかけて新規のお仕事の依頼がかなり増えました。
この状態で引き受けて大丈夫だろうかと心配になる反面、今までしてきたことや経験値が依頼につながったのだという過去の自分が現在の自分を助けてくれている状況に、大きな感動や喜びを受けたことも事実です。
今の自分にできることを、精一杯行うことを忘れずに、前向きに進んでいきます。
 
 

生きていればいろんなことがあります。
きっとおじの死だって、私にとっては後々の経験値になるはず。
今を生きることを諦めず、今感じていることを忘れずに、一歩一歩進んでいきたいと思います。

 
 

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