建築の日取りには、北斗七星が関係しているのをご存知ですか

建築やインテリアの仕事をしていると、お客様から建築吉日について聞かれることが多いです。
 
地鎮祭の日取り。
着工の日取り。
上棟(上棟式)の日取り。
引越しの日取り。
いわゆる、建築吉日に合わせて家の事始めを行いたいということですね。
特に、ご両親のご意向があったり、幸先のいいスタートを切りたいというお客様は
これらの日取りをかなり気にされます。
 
家のことは大事なことだから吉日に合わせたい。
できるだけいい家にしたい。
私たちインテリアコーディネーターも、お客様の気持ちをしっかり受け止めていきたいですね。
 
 

実は結構奥深い、日本の暦

日付を調べる際にカレンダーを使うのが現代社会での一般常識ですが、
昔の日本では暦といって今とは異なるサイクルがありました。
伝統的な日本の暦は、陰陽五行説や十干十二支(いわゆる干支)に基づき構成されています。
 
運勢歴などの暦を見てみると、暦は大きく3段にわかれており
暦の上段ー日付、曜日、二十四節気、七十二候
暦の中段ー十二直
暦の下段ー九星、二十八宿、選日、暦注下段
などが書かれています。
 
暦はある一定の日時でサイクル化されています。
1年で一周、12年で一周、60年で一周・・というサイクルはみなさんもご存知ですよね。
暦ごとにいろんなサイクルがあるので、興味がある方は、運勢歴をご覧ください。
 
 

十二直は、北斗七星のひしゃくの向きから割り出された吉凶の暦

そのうち、建築吉日は、
日本で伝統的に使用されてきたカレンダー「六曜」と、今ではほとんど使われることのない幻のカレンダー「十二直(じゅうにちょく)」から割り出されています。
 
六曜とは、暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶、運勢などの事項のこと)の一つで、大安とか、友引、など。
現代のカレンダーにも小さく載っているので六曜をご存知の方は多いと思いますが、
実は建築や引越しの吉日を見るためには十二直という暦注があります。
 
 
十二直とは、あまり聞かないですよね。
実は戦前までは十二直が暦注の中でも最も重要視されていた「日本のカレンダー」だったと言われています。
 
十二直は、北極星を含む北斗七星の星の動きに注目した暦。
北極星を軸に1日一回転するひしゃくの向きを下の12の漢字に当てはめ、吉凶判断に用いていたとされています。
建(たつ)・除(のぞく)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・執(とる)・破(やぶる)・危(あやぶ)・成(なる)・収(おさん)・開(ひらく)・閉(とづ)
 
 
ここでは2020年の十二直カレンダーをご紹介しますね。
暦注カレンダー
 
 

十二直で見る、建築や引越しのラッキーデー

それぞれの漢字を見れば、なんとなく意味がわかるのですが、十二直の中で吉日とされるラッキーデーは6あります。
軽く内容を見ていきましょう。
 
建(たつ)
「万物を建て生じる日」という意味。
建築関係の最吉日。ただし土を動かしたり蔵を開くには向いていない。
 
満(みつ)
「全てが満たされる日」。
地固め、柱建て、移転、祝い事に吉だが、土を動かしたり動かすのは凶。
 
平(たいら)
「物事が平らになる日」。
地固、柱建て、祝い事、すべて円満に進。しかし平地に穴掘りはしてはいけない。
 
定(さだん)
「善悪が定まる日」。
移転、建築の吉日。ただし樹木の植え替えはNG。
 
成(なる)
「物事が成就する日」。
建築や新規スタートに吉。訴訟や争い事は凶。
 
開(ひらく)
「開き通じる日」。
建築や移転のラッキーデー。
良くも悪くも運気が人に伝播するため、葬式には向いていない。
 
 
もちろん吉日というからには、凶日というものが存在します。
これについてはまたの機会にご紹介していきたいと思います。
 
 

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