テレワークに最適な作業チェア選びで重要なポイント

コロナ禍をきっかけにテレワークの需要が高まっています。
おそらくアフターコロナの時代になっても、自宅空間でのテレワーク作業は今後の企業活動のトレンドになっていくことになります。
 
なぜかと言うと
・災害が多い日本の社会でテレワークを通してある程度稼働できる働き方ができる
・会社のワークスペースを50〜80%減らすことで、オフィスの賃貸料を軽減させることができる
ことが今後具体的に見込まれるからです。
 
 
というわけで、自宅のスペースにテレワーク用のデスクやチェアを用意する人が増加していますが、そうはいっても、限られた自宅空間の中で書斎というスペースを作るのは困難です。
そのため、多くの人が、リビングやダイニング、または寝室空間にデスクやチェアを用意して・・ということになると思いますが、そもそもそれらの空間は、仕事用には作られていないことがほとんどですよね。
そこで、パソコン作業やデスクワークの作業のお供に最適なチェアで重要なポイントについてご紹介したいと思います。
 
 

作業チェアは、まず座面の高さにこだわれ

いわゆるオフィスワークにぴったりな「作業チェア」とはどんなチェアでしょうか。
 
もちろん、一般的なオフィスで使用しているような車輪やアームレスト、ヘッドレストがつき、かつ腰の反りが可能な可動式のオフィスチェアがあればそれに越したことはありませんが、可動式のオフィスチェアは部屋に対して占有面積が大きめ。背もたれやアームがついているタイプだと存在するだけで60cm x 60cm以上の床面積を取られます。
可動域を考えると、畳半畳分以上の面積を占めることになるオフィスチェア。
 
こうなると、チェアを使わない時は無用の邪魔ものになったりしますよね。
リビングやダイニングで仕事をしている人たちは、そんな大きなものは置けない、と、ダイニングテーブルとダイニングチェアをそのまま使っている人も多いと思います。
 
 
そこで、今あるチェアをテレワーク用の作業チェアとして活用したい場合は、まず「座面の高さ」にこだわって欲しいのです。
 
 
椅子はインテリアではアーゴノミー(ergonomy)家具と呼び、人体を支えることを目的とした家具と呼ばれています。
アーゴノミー、もしくはエルゴノミクス(ergonomics)というのは、日本語で言うと「人間工学」のこと。
 
人間工学では、モジュールと呼ばれる一般的な人間にとっての共通サイズがあり、たとえば、一般的には、まっすぐ立った身長のサイズと、両手を広げて立った時の中指から中指までのサイズはほぼ同じと言われています。
 
 
数ある人間工学のモジュールのサイズのうち、椅子で気にして欲しいのは「座面高」です。
座面高とは、人間が座った時に両足の裏が地面に着地し、背筋を楽に伸ばして座れる椅子の座面の高さのことで、家具屋さんのカタログにはSH(Seat Height)と書かれています。
実は、デスク作業に最適な座面高には、数式があります。
 
 
最適な座面高 = 身長 x 1/4  − 1
 
 
たとえば、身長が160cmの人の最適な作業椅子の座面高は
 
最適な座面高 = 160cm x 1/4  − 1 = 39cm
 
となります。
これはどういうことかというと、椅子に腰掛けた時、膝の裏が自然に90度に曲がったまま足裏が床に着地している、いわば「床面から膝裏までの高さ」を指しています。
一般的な人体の身長のうち、約1/4が足裏〜膝までの長さ、と覚えておけばわかりやすいでしょうか。
 
 
このように、今ある椅子をクッションなどで自分に最適な座面高に合わせるだけでも、デスク作業がしやすくなり体の負担も軽減されるので、ぜひ、自分に最適な座面高と、自宅でテレワークで使っているチェアの座面高をチェックしてみてください。
 
 

なぜ市販のオフィスチェアは座面高が高く設定されているのか

ここで、いわゆるオフィスチェアの座面高を調べたあなたは、可動式を一番低く下げてももちょっと高めに設定されていることに気づいたかもしれません。
また、海外のデザイナーのチェアは思っているよりも座面高が高いということにお気づきかと思います。
 
これはなぜかというと、オフィスの椅子は背の高い男性向けに高さを設定されていることが多いのと、オフィスでは靴を履いてることが多いために靴分の高さをプラスされていることが多いからです。
 
だから、女性は特に、オフィスチェアを用意するよりも、座面高を低く調整できるような椅子を用意するか、もしくはスリッパ などを履いて両足の裏が床面に着地しているように高さを工夫してみましょう。
 
 
自宅のチェアでは長時間のテレワーク作業がしにくいと思っている方は、ぜひ、椅子の座面高をチェックした上で、自分に最適なチェアの高さを調整してみてくださいね。
 
 
 

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