経験を積んだICが必要以上にクヨクヨ見えない理由

「あ〜しまった・・・っ!!」という冷や汗をかく瞬間は、インテリアの仕事をしていると多くの人が経験します。
先輩や上司に怒られたという経験を持つICさんなんて、ほとんどではないでしょうか。
なかには、お客様に迷惑をかける事態になり、謝罪や始末書なんかにも発展したICさんもいます。
 
このように、重大なミスに繋がらずとも、日々の業務でミスをして落ち込むことって多々あります。
私も新米ICさん時代には「メンタルが削られる」経験が多々ありました。
「あれ、大丈夫かな・・」と夜中眠れないほどアワアワしてしまったり、自分には向いていないのでは・・と自信をなくして落ち込んだり。クヨクヨしっぱなしでした。
 
ただ、ICさん全員がいつまでもそうかというと、そうでもありません。
周りを見ていると、経験を重ねたICさんほど、起きた事象に対して段々とクヨクヨしなくなっていきます。
 
 
と書くと、「えー!?どうしたらそんな風になるんですか?」という新米ICさんもいますよね。
いや、もちろん、クヨクヨしたり落ち込んだりしていますけれども、クヨクヨしているように見えないようになるんです。
そこで今日は、経験を積んだICさんが必要以上にクヨクヨしているように見えない理由を紹介します。
 
 

「今ジタバタしても仕方ない」と切り替える力が身についている

寝ようとした瞬間に「あっ、あれやってない!」と作業漏れに気づいたりすると、「あああどうしよう・・」と不安がよぎり、そのまま眠れなくなってしまう・・
という経験は、ICさんであれば多くの人が経験します。(私も・・!)
 
でも経験を積むに従って、「作業漏れ」が発覚した瞬間は「あーしまったー!」となるものの、作業がストップしている夜中であれば「今心配したところでどうにもならない」と頭と気持ちを切り替えるようになります。
「今心配したところでどうにもならないから、とりあえず今は寝よう。明日朝イチに問屋さんに連絡して手配できるか相談すればいいや」と切り替えて、ぐうぐう寝てしまいます。
 
不安は不安ですが、今の時点でどうにもならないことに対してクヨクヨしたところで何も事態が変わらないのであれば、クヨクヨするのは損。だったら今できるベストなことは寝ることだ。というように、いったん心からクヨクヨを取り除けると、多少のトラブルでも動じなくなるようになっていきます。
 
 

この後の展開がある程度読めるようになる

なぜ多少のトラブルでも動じなくなるのかというと、今気にしてもどうしようもない、という諦めもありますが、「この後の展開」をある程度読んでるというのも大きな理由です。
 
「明日朝イチに現場監督と問屋さんに連絡してみよう。問屋さんがどう動けるかを現場監督に伝えて、この納品を待てるかどうかを確認しよう。今現場はOOの作業をしているから、あと数日くらいだったら多分間に合うけど、作業日程も改めて監督に確認しておこう」というように、作業の進行や現場の状況を経験からわかっていることで、トラブルを対処するための展開をある程度予測できるようになると、先の見えない不安や混乱はある程度解消されていきます。
 
 
大事なことは「しまったー!どうしようー!?」と起きた事象に対して自分の感情にとらわれないこと。
自分の感情にフォーカスしているうちは、何も解決に向いません。
パニックにならずに、次何の手を打てばトラブルを対処できるかを冷静に見る能力が、経験を積むと養われていきます。
 
 

「だってOOが・・・」の前にやれることをしている

人間、トラブルが起きると「だってOOさんが連絡をくれなかったから(やれなかった)」とか「だってOOがまだできていなかったから(準備できなかった)」と、とかく誰かや何かのせいにしがちです。
「自分は正しくて相手が悪かった」というロジックが根底にあるからですね。
 
自分を守るために誰かのせい、何かのせいにしたい気持ちはわかります。
しかし、ここで最も大事なのは、プロとしてあなたが何をするべきか。
プロとしてやるべきは、責任のなすりつけや感情論ではなく、今何をすれば事態が改善するか、のアクションです。
 
 
ちなみに「だってOOさんが・・」と二言目に出てしまうICさんは、現場にいても職人さんや現場監督からの信頼は低いように見えます。
「あのICさんは責任をいつも誰かになすりつけようとしている」と思われたら、何かの時に手伝ってあげようという気にもならないですよね。
あなたはどうでしょうか。
何かが起きたときに「自分は悪くない。悪いのはOOさんです」と思考になっていないでしょうか。
現場やお客様に信頼されるICさんでいるためにも、言動に気をつけたいところです。
 
 
落ち込んだり誰かや何かを責めるのは、あと。
「今やれることで最善は何か」をやりましょう。
そしてトラブルが解決してから、落ち着いて「こうすればよかったんじゃないか」「次回失敗を繰り返さないようにこうしてみよう」と考えてみてみることをおすすめします。
 
 
新米ICさんがクヨクヨしてしまうのは、ミスに対して経験が不足してたり、状況判断がつかない、ということもありますよね。
でも、大事なことは、どんなときでも「プロとしてどうするべきか」を第一に考えていくこと。
 
ミスはあなたを成長させてくれる大きなチャンスです。
ピンチはチャンス。恐れずに進んでいきましょう。
 
 

ーーーーーー
■新米インテリアコーディネーター向けのサービス
毎月3,000円で学べる!新米インテリアコーディネーターのためのお役立ちオンラインサロン
https://peraichi.com/landing_pages/view/shinmai-ic-onlinesalone

 
<隔週水曜日配信>のぶちん先輩からメッセージが届く☆新米ICさんに向けた無料メルマガはこちら!
新米IC応援通信メルマガ
 
■インテリア業者様向けのサービス
フランス・イタリアで、インテリアのプロによる、現地業界視察や市場調査のコーディネートを行います。まずはお問い合わせください。
 
■店舗向けのサービス
日本全国で店舗向けの空間づくり講演会を開催しています。まずはお近くの講演会をチェック!
店舗向けの空間づくり講演会