優しさって、なんだろう。

「優しい」という言葉は、褒め言葉なのでしょうか。
「優しい」って、何を意味する言葉なのでしょうか。
 
 
私にとっては、優しいという言葉はかなり苦手な言葉の一つです。
意外かもしれませんが、「のぶちんって優しいよね」という言葉には困惑し傷つくことがあります。
 
 
思えば、子供の頃からずっと「のぶちんは優しいね」と言われるたびに、心の中で困惑し、反発していました。
私はソフトな外見とは裏腹に、考え方も言動もストレートで合理的でシビアな人間なので、自分のことをちっとも「優しい」と思ったことがないからです。
優しさの世界選手権があったら、私よりも皆さんの方が確実に優しいのではないでしょうか。
 
 
そんな私なのに、なぜ人は「優しいよね」と言ってくるのか。
 
 
それは、外見のソフトなイメージや、世界平和を言動のポリシーとして多少持っていることも関係あるかと思いますが・・・。
相手が私に「優しい人」であることを暗に求めてくることがあります。
私に「優しい人だよね」と言ってくる言葉の裏に、私だったら許してくれるだろうとか、かばってくれるだろうとか、自分のことを拒絶せず受け入れてくれるだろう、という相手の計算がちらほら見え隠れする経験を何度かしてきました。
 
 
また、私に、自分だけをみて欲しい、自分だけに優しくして欲しい、と「特別な優しさ」を強く求めてくる人もいます。
親友になりたい、特別に仲良くなりたい、OOさんより自分を見て欲しい・・
こうなると「優しさの搾取」、ですね。
「優しそう」と思われているからか、こんな風に女性でも、男性でも、このように「優しさを強要する人」を一定数見てきました。
 
 
こういう人たちとは、結構残酷な結末を迎えてきました。
なぜならば、この手の人たちは、大抵自己肯定感が著しく低く、自分自身を尊重できない人が多いからです。
私から「特別な優しさ」を与えられることで、己の承認欲求を満たそうとします。
欲求は常に「もっと頂戴、もっと頂戴」で過剰になり、求めている優しさが与えられないと不安や不満をぶつけてきます。
 
 
今まで、私に「特別な優しさ」を求めた結果、思ったような結果を得られずに傷ついて去っていった人たちも大勢見てきました。
勝手に私に「優しい人」であることを期待し、勝手に失望し、裏切られた嫌われたと感情的になって去っていく人たち。
 
 
でもね、私、あなたが思っていたような「優しい人」じゃないんです。
あなたが勝手に思っていただけで。
 
 
学生の頃は、「優しさを過剰に求められること」に困惑し、自分はどうして相手の思うような人になれなかったのだろうか、どうして相手は私に過剰に期待するのか、・・と心の中で葛藤していました。
 
大人になった今では、過剰な優しさを求められたら、注意深く相手を観察し、「私に優しさを求める前に、勇気を出して自分に優しくしてみると幸せになれるよ」と伝えています。
 
 
でも・・・、こうした依存体質の方には、この言葉はあまり響かないんですね。
自分のことが嫌いなの?、なぜ優しくしてくれないの?、自分はこれだけあなたに優しくしたのに・・と感情的に反発されてしまうことも多く、そういう場合は、そっと身を引くようにしています。
それが本当の意味で私がしてあげられる「優しさ」だと思うからです。
 
 
自分をなかなか認められない依存型の方には、私は「優しい人」ではないかもしれません。
自分自身を尊重し、勇気を出して前に進む人に、手を繋ぎ一緒に歩く人であろうと思っています。
 
 
 

ーーーーーー
■新米インテリアコーディネーター向けのサービス
毎月3,000円で学べる!新米インテリアコーディネーターのためのお役立ちオンラインサロン
https://peraichi.com/landing_pages/view/shinmai-ic-onlinesalone

 
<隔週水曜日配信>のぶちん先輩からメッセージが届く☆新米ICさんに向けた無料メルマガはこちら!
新米IC応援通信メルマガ
 
■インテリア業者様向けのサービス
フランス・イタリアで、インテリアのプロによる、現地業界視察や市場調査のコーディネートを行います。まずはお問い合わせください。
 
■店舗向けのサービス
日本全国で店舗向けの空間づくり講演会を開催しています。まずはお近くの講演会をチェック!
店舗向けの空間づくり講演会