セレンディピティを感じる

11月27日に発信しました新米ICさんのための応援メルマガにも書きましたが、先週末からセレンディピティ(serendipity)を体験する出来事が続いています。
 
セレンディピティというのは、偶然が偶然を呼び、思いも寄らないことが起きると言うこと。
私の場合は、Aという情報とBという情報が偶然繋がってその方面での知識や興味が急に増えた経験と考えています。
引き寄せの法則、といっても良いかも知れませんね。
 
 
私のセレンディピティはこうです。
先週末、店舗デザインの講演会で北海道の室蘭に行っていました。
室蘭は、戦前祖母が女学校に通っていたり、と、我が家には少なからずご縁がある土地。
人のご紹介で頂いたお仕事だったということもあり、いつも以上にいい仕事をしたいと勝手にご縁を感じて楽しみにしていました。
 
 
無事に仕事を終え、一泊して帰京する土曜の朝。
飛行機の時間まで少しあったので、祖母や曽祖父の足跡を知りたいと、朝一にレンタカーを借りて室蘭を回りました。
祖母の実家は青森県で旧南部藩の土地にあります。なぜ当時の祖母が青森県内の女学校ではなく、海を渡って北海道の室蘭を選んだのかずっと疑問に思っていましたが、室蘭には旧南部藩の陣屋跡があると知り、なんとなく納得。
室蘭には曽祖父のつながりもあっただろうし、学生生活をお世話いただける人がいたのでしょう。
 
 
ということで、室蘭に残る南部藩の陣屋跡と、隣接している民族資料館へ。
 
実は祖母は生前、女学校を出てから結婚するまで、室蘭の製鉄所で英文タイピストとして働いていたことを家族に秘密にしていました。
亡くなってから叔父の家から祖母の英文タイピストの免状が出てきて、叔父が「昔、本人からこっそり捨ててくれと頼まれていたんだけど、取っておいた」といったことで家族は大騒ぎに。だって、生前の祖母は、英語の「え」の字も口に出さなかったんですもん。
なぜ秘密にしていたのかはわかりませんが、戦争中に英語の仕事ということでいろんな思いがあったのかもしれません。
民族資料館では、はからずも戦前室蘭で使われていた英文タイプライターが展示されていて、思わず苦笑。
もしかしたら・・、祖母が使っていたタイプライターかもしれませんね。
 
 
祖母や曽祖父の足跡のほかにも、民俗資料館では興味深い展示が。
 
室蘭には縄文時代の遺跡やアイヌがいたことで、それらの展示も興味深く拝見しました。
その中で、ひときわ目を引いたのが、アイヌの衣装。
はっぴのような衣装にはなやかな文様。
室蘭で木綿の衣装は寒いだろうな、どんな人が着ていたのかな、このデザインにはどんな意味があるのだろう
・・なんて考えながらまじまじと見ていました。
幼い頃、祖母はアイヌの話をよくしてくれたっけ。なんてことも思い出しました。
 
 
その後、陣屋跡に行ったり、祖母の母校(旧室蘭高等女学校 現室蘭清水丘高校)までドライブしたり。
途中室蘭の湾を白鳥大橋を使って渡り、海と山の絶景を堪能しました。
また室蘭に来たいな。なんて後ろ髪をひかれる思いで飛行機で帰京したのが土曜の夕方。
 
 
翌日の日曜は、前から行こうと思っていたポーランドフェスティバルを見に有楽町の国際フォーラムへ。
このコラムを読んでくださっている方は、私がポーランドの歴史に興味があることをご存知かと思います。
今年の冬は、フランス唯一のポーランド人元帥、ユーゼフ・ポニャトフスキーの名前を冠したパリのポニャトフスキ大通りにわざわざ行ったのでした。
点と点がつながるから歴史はおもしろい
 
 
国際フォーラム7階の展示コーナーをのぞいてびっくり。
なんと、昨日室蘭でまじまじと見ていたアイヌの衣装にとてもよく似た衣装が、有楽町のポーランドフェスティバルの展示ブースにあったのです。
 
 
アレレ?!なぜここにアイヌの展示が?!
あれ、どう見ても昨日見たアイヌの衣装だよなぁ・・。
 
 
その時、ブースの担当者から、
「実はロシア皇帝(アレクサンドル3世)暗殺の罪でシベリア流刑されたポーランド人のブロニスワフ・ピウスツキさんという方が、流刑先のシベリア地方でアイヌ民族と出会い、それまで口述で伝えられていたアイヌ研究をまとめた第一人者なんです。
その関係で、日本とポーランドの友好として今回ポーランドフェスティバルにアイヌのブースを出しているんです」と聞き、思わずのけぞりました。
 
 
まさかポーランドとアイヌが繋がっていたなんて。。
しかも、ピウスツキさん、パリのセーヌ川で謎の水死を遂げています。。
 
 
しかもロシア皇帝暗殺とは。私の興味にドンピシャです。
パリのロシア
セルフマガジンの奇跡ー出会える!
 
 
パチン!とパズルのピースがはまったような感覚を覚えました。
有楽町で、私の中でポーランドと室蘭とアイヌとロシアとパリが繋がりました。
なんという、点と点。
なんという、偶然なのでしょう。
 
 
「実は私、昨日室蘭の民俗資料館に行って同じようなアイヌの衣装を見たばかりなんです!だから驚いてしまって・・」
と言うと、興味があれば、来年春に室蘭のすぐ近くの白老というアイヌ集落で有名だった地にウポポイという国立アイヌ民族博物館や公園ができるので、ぜひ来てくださいとパンフレットを見せてくださいました。
ウポポイ民族共生象徴空間
 
 
きっとこれは何かのご縁なんでしょうね。
しかもウポポイのOPEN日は私の誕生日の翌日。
これは来春はウポポイに呼ばれてるな、行きたいなと気持ちが昂りました。
 
 
そして月曜日。
室蘭出張でお世話になった方達にお礼のメールを送ったところ、水曜日に担当者からお返事が。。
 
「実は来年4月に室蘭のすぐ近くの白老町でウポポイというアイヌの施設ができるので、周辺の店舗にも講演をお願いしたい」
 
 
私、言ってないんです、室蘭の民族資料館に行ったことも、ポーランドフェスティバルでの事も。
それなのに、またウポポイ登場です。
 
 
いや~、もうね、さすがにギョッとしました。
こんな偶然ってあるのでしょうか。
何かに導かれるようにして点と点が線になり、線が面になり。
 
 
驚きと共に、すてきな偶然の連続にワクワクしています。
これぞまさにセレンディピティですね。
来春は、北海道方面にご縁が沢山ありそうで、ウキウキしています。
 
 
 

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