独立を決めるきっかけになる、2つのチェックポイント

どういうタイミングで独立を決めたのか?という質問をよくいただきます。
今日は私が独立を決めたきっかけと、いずれ独立したい新米ICさんにも役立つ、独立へのチェックポイントについて紹介したいと思います。
 
 

「いずれ」から「いつまで」が決まると具現化する

34歳でアルバイトからインテリア業界でのキャリアをスタートさせた時、正直、「この歳で一からのスタートか?!」と非常に迷いました。
その時、「いずれ独立できるくらいにがんばろう」と思いました。
 
紆余曲折あって、その後、36歳で建築会社に正社員として入社した時は、「3年で独立できるくらいに力をつけて、キリの良い40歳で独立」と再度決めました。
 
 
でも、大変だけれど居心地の良い職場や人間関係だったので、実は内心、「このままずっと正社員で安定したまま好きな仕事をしてもいいな・・」と思っていました。
 
 
おそらく、ICに転職を考えている皆さんの多くも、「いずれは独立」と考えていると思います。
私もみなさんと同じで、漠然と考えていました。
 
 
それが一変したのが、母の突然死。
建築会社に入って1年後のことでした。
旅行先で突然倒れ、危篤状態に陥った母の元に仕事を早退して駆けつけたものの、意識は戻らず、翌朝母はこの世を去りました。
 
まさにあっけない最期。
「人の命なんていつ終わるかわからない」
ということを急に目の前に突きつけられたのです。
強烈な体験です。
 
 
もし、自分の命が明日、突然あっけなく終わってしまったら。
最期の瞬間に何を思うだろうか。
 
 
私は、やってないことばかりで後悔するだろうなと思いました。
そもそも、このままの安定人生で本当に良いのだろうか。
 
私しかできない人生にチャレンジしなくて良いのだろうか。
せっかくアルバイトから経験を重ねて社員になって、社会的にも安定してきているのに、なぜ自分は不安定な方向に行きたがる?
 
でも、幼い頃から思い描いていた「いつかフランスに住む」という夢も含めて、チャレンジしてないことが多いと感じました。
 
 
私の場合は母の突然死がきっかけで、
「どうしたら自分だけのオリジナルの人生を実現できるか」を考え出しました。
そうしたら、「急に40歳で独立する」ことが現実的になってきました。
仕事を続けながら起業塾に密かに通い出し、いろんな人に会いに行き、話を伺いました。
 
 
だからもし、「いずれ独立」を考えている新米ICさんは、「いつまでに」「OO歳までに」という独立の日を決めてみてください。
 
 

同業者との比較で、自分のスキルやレベルを知る

もちろん、独立を考えたからには、「独立するに値する実力がついているか」は非常に意識していました。
 
とはいえ、実務としての経験がたった数年の私です。
どうしたら何十年やっているベテランICさんに匹敵するような力をつけられるだろうか。
本当に自分の名前でお客様にご指名いただけるようになっているだろうか。
これは常に考えていました。
 
 
その中で、「独立しても行けそうだな」、と思ったきっかけが3つあります。
1つは、某大手建材メーカーさんが、問屋さんを通して県内のハウスメーカーのICさんを集めて研修会を開いた時。
私はこれを他人と自分を比較できる千載一遇のチャンスだと思いました。
数十人集まったICさんたちの中で、どの程度自分が能力や知識に優れているのか。
グループワークを通して、グループの中の人たちに質問しながら、色々と感じるものや発見があり、自分が人より秀でていることや足りないことを観察しました。
 
 
2つ目は、後日、その大手建材メーカーさんから「新商品開発のアドバイスをもらいたい」とご指名で呼ばれたことです。
問屋さんからも日頃の私の評判が入っていてお声がかかったのだと思いますが、研修会での発言や作業を見て頂いて、メーカーさんの方から「小林さんから話を聞いてみたい」と信頼を得たのだとわかった時は、嬉しかったです。
いつでもなんでも一生懸命やってみるもんだ、と心底思いました。
 
 
3つ目は、ある時、勤めていた会社のモデルハウスを作るにあたり、社長の指示でインテリアコーディネートを一度外部のプロにやってもらうことになった時です。
インテリア専門学校の母校の先生を介して紹介していただいた方で、確か、ICさんの中でもそれなりの立場がある方です。
夏休みを返上して彼女と先生に現場にお越しいただき、内部の説明をしていた時のこと。
 
お越しいただいたフリーランスのICさんは、私にとってはじめましての人。
でも、ICさんは、クライアント側の私に対して同業者として気を許していたのか、後輩だと思って接していたのか、最初から友達に使うようなタメ口、いや、上から目線の態度でした。
 
 
そして指定しておいた社内プレゼンの日。
設計室のメンバーや各営業部の部長たちや社長も集合し、先生も来ていました。
 
私は準備要員として1時間前から待機していたのですが、・・・待てど暮らせど、来ない。
 
ICさんに連絡をしたところ、「プレゼンデータが壊れてしまい、今、急いで修復しています」とのこと。
とりあえず、提案商品のデータや下書きだけでもメールで送ってもらえたら、なんとかこちらもあるものを印刷してフォローするので、すぐ送ってください、と言った後で連絡が取れなくなり。。
 
 
結局、そのフリーランスのICさんは、プレゼン開始時間後に家を出たらしく、数時間後に到着。
プレゼンはデータが壊れたので本日できませんと謝罪があり、おひらきに。。
 
察するに、プレゼン自体が完成していなかったのだと思います。
こちらも、プレゼン日から発注、納期までギリギリのタイミングで間に合わないと判断し、お仕事自体を断りました。
 
そして、結局、自分が責任を取ってモデルハウスのコーディネートをすることに・・。(こんなことなら最初から自分でやったのにぃ・・)
それより何より、忙しい中時間を取って期待を込めて集合してくれた上司たちや同僚に対して心底申し訳なかったです。
 
私や先生まで平謝りでしたが、仕事以前に人として色々と問題のあるICさんでした。
しかも断っているのに数週間後にデータが直ったとかで突然提出されても、、ねぇ。
こちらで急いで提案書を作ってOKもらって続々と発注かけている状態だったですし、「幻の提案書」を修復した時間がもったいないだけで。。
あれは本当に困惑しました。
 
 
まあね、フリーランスのICさんって、ピンキリなんだな・・・ということがよーくわかりました。
「正直、あのレベルでそれなりの立場でやっていけるなら、私の方がクライアントに責任を持って仕事ができる!」
と思ったのが、独立への決定打だったのを覚えています。
 
 
ということで、最後のICさんは今から考えても話にならないレベルでしたが、独立を考えるのであれば
・独立する日を決める
・他のICさんと自分を比較する
ことを意識していくことをお勧めします。
あと、独立するにあたって大事なことがありますが、それはまたの機会に。
 
 
大丈夫、私でもできました。
だから、きっとあなたにもできます。
一度しかない人生、やりたいことに向かって一歩ずつ進んでいきましょう。
 
 

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