災害大国日本で数日ガスや電気が使えない時に用意しておきたいもの

ちょうど1週間前、首都圏を台風が直撃しました。
一夜明けて、なぎ倒された電柱、浸水された家屋・・
ある程度想像していたものの、映像を見ると言葉が出ません。
千葉県や神奈川県では、これが首都東京の隣県かと思うくらいの惨状です。
被災された地域の方には心からのお見舞いを申し上げます。
 
こういう時、住まいの作り手としては、日頃の備えについても声を上げていくべきと思いますので、まさかの災害時のために自宅や事務所に備えておきたい備蓄について改めて見ていきたいと思います。
 
 

備蓄の量は23区かそれ以外かで違う

今回の台風では東京23区内ですと交通網の乱れは1日程度で収まりましたが、いまだに千葉県で停電、断水が続いています。
 
地域によっても備蓄すべき量の差はありますが、地震や台風で被災した場合、ガスが止まり水道が止まり停電が起こり、自衛隊や消防などの助けを待つ状態になったとして、23区内でも最低3日分、それ以外の首都圏では1週間程度の備蓄は用意しておきたいところです。
日数分x家族の人数分を目安にして備えをしておきましょう。
 
我が家の場合は、災害に対する備えのスペースを2箇所確保しています。
 
缶詰やレトルト、お菓子などの非常用食料品とそれ以外の災害グッズを分散させていて、キッチンには壁色と同じく3段の白のカラーボックスを設置し、最下段にペットボトルや折りたためる水タンクを白の整理ボックスに収納し、同じシリーズの整理ボックスを使って真ん中の段に食料を保管することで、備蓄の存在を目立たせせず収納量を確保するようにしています。
備蓄している品物を整理ボックスや袋にいれておくことで、万一自宅を離れて避難する際にもぱっと持ち運びができます。
美防災という言葉が東日本大震災以降、インテリアの世界でも注目されていますが、住まいの中での防災グッズの収納場所についても検討してみてください。
 
玄関収納の中には、昔ジムで使っていた室内用の運動靴を緊急時の室内履きとして保管しているほか、室内携帯用のトイレやレジャーシート、災害用タオルケットをスポーツバッグに入れてあります。
 
 

非常用食料

災害大国日本であれば、3日分〜1週間分の食料の確保は、いずれの地域でも必須です。
ガスや電気、水道が止まった場合、活躍するのは火や電気を使わずとも食べられる、常温で保存がきくもの。
缶詰、乾パン、ビスケットやおせんべい類、カレーなどのレトルト食品、チョコレート、フリーズドライのスープやペースト状の味噌汁などは重宝します。
 
ちなみに、主食であるご飯については、レトルトのご飯は食べる前に湯煎やレンジでチンをしないと体内で分解できず、消化不良をおこすのだとか・・。
さらに加熱しないと味もボソボソでまずいため、電気やガスが使えない災害時に数日もちこたえるための食料としてはレトルトのご飯は不向きです。
 
このため、私は災害時に使えるアルファ米を用意しています。炊き込みご飯や味付きのものだと主食だけで飽きずにしのげるのでおすすめ。
アルファー食品 安心米9食セット 900g
 
食品は定期的な補充や管理がしやすいように、我が家では3日分を乗り切るための定番備蓄食品リストを作成して管理しています。
 
 

電池式携帯充電器

スマホはライフラインという人も多いご時世。
充電が切れたらアウトです。
私は万一に備えて出張中や外出時は、コンセントで充電しておいた充電器を使用していますが、災害時の持ち出しバッグには電池式の充電器と替えの乾電池を忍ばせています。
 
 

乾電池

電池は単3、単4を中心に、十分すぎるくらい用意しておきましょう。
災害時には使い捨てできるタイプの電池を補充しておくと安心です。
 
 

ワイドFM対応ラジオ

ポータブルラジオは、災害時に乾電池で動き、ネット回線や電話線も不要なので、情報収拾には非常に優秀なアイテムです。また移動もでき、自分だけでなくみんなで聴けるすぐれもの。
もしこれから準備するのなら、ラジオはできるだけワイドFM対応のものを選びましょう。
AMの電波はFM電波に比べて建物の中では拾いにくいのですが、ワイドFM型だとAMもFMも電波を拾えます。
 
 

ヒヤロンやホッカイロ

今回もそうですが、残暑の季節に電気が止まると、クーラーや扇風機が使えずに熱中症になるリスクが高まります。
また寒い日に電気やガスが止まると、暖房機器が使えず体が冷えてしまいます。
ヒヤロンや冷えピタ、ホッカイロがあるだけでだいぶ快適度が違いますので、用意しておきましょう。
 
 

携帯トイレ

断水してしまうとトイレが流せません。
トイレの水を使うことはあきらめ、携帯トイレも使う場合を想定して準備しておきましょう。
 
 

室内ばき用の運動靴

床上浸水や倒壊して散らばったガラスの破片の片付けなど、災害時や災害後には室内の片付けも加わる可能性があります。
室内で活動する際の運動靴や長靴、室内履きを用意しておきましょう。
上にも書きましたが、私の場合は以前スポーツジムで運動時に使っていた室内用の運動靴を用意してあります。
 
 

軍手

倒れた食器棚や漂流物などを素手で触っては危ないので、軍手やゴム手の用意も大事。
私の場合は現場で一度使った軍手で洗濯し災害用のバッグに入れています。
 
 

大きなゴミ袋

災害時にはゴミ袋が重宝します。
ゴミ袋はゴミをいれるだけでなく、はさみで切って床に貼って養生したり、寒い時は広げて体を覆うようにすれば簡易毛布の代わりにもなります。
ゴミ袋は45〜70Lを用意しておくとよいでしょう。
 
 

レジャーシート

ビニール製のレジャーシートがあると、雨漏れや破れた窓ガラスの仮修繕に使えます。
また、避難所などに避難する際にも敷物として重宝します。
災害後の被災地では屋根や壁を覆うようなレジャーシートが足りない、という話をよく聞きます。
災害時から災害後にかけてレジャーシートは購入者が殺到して品薄になるので、いざという時に手に入らない可能性もあります。
在庫の余裕がある時に備えておきたいものです。
 
 

カッパ

台風の中、外出すると、ものの数分で傘は折れて使い物になりません。
あっという間に傘が風に飛ばされたという話もよく聞きます。
折れた傘は使い物にならないばかりか、凶器にもなってしまいます。
傘の使用を避け、上下カッパを用意しておきましょう。
 
 

救急セット

災害時には思わぬ怪我をするものです。
軍手や上履きなどで手足の保護を十分におこなっていても、切り傷やすり傷を受ける可能性があります。
まさかの備えに救急セットも用意しておきましょう。
 
 
毎年のように台風や大雨、地震といった自然災害に見舞われる日本。
自分が被災者にならないと、いまいちピンとこないですが、ほんのちょっとの差で実はあなたが被災者だったかもしれないのです。
また、備えをしていなかったばかりに、苦しい状況に右往左往してしまう人たちをちょっとでも減らしていきたいところ。
一人でも備えを確保していれば、その分他の人の救助や災害の復旧に手を回すことができます。
今日本で起きている災害による甚大な被害を見るにつけ、「備えあれば憂いなし」という先人の言葉を思い出さずに入られません。
 
 

 
 

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