「信」のある人間でいようという話。

ずいぶん過去の話ですが、Aさんという同僚がいました。
 
Aさんは仕事もでき、華やかですてきな女性でしたが、同僚の女性Bさんのことを「ブス」「チビ」とあだ名をつけ、本人がその場にいない時には容姿を中心に悪口を言い放題。
本人がいる時といない時で大きく態度が違うので、言われているBさんは気づいているのかいないのかはわかりませんでしたが、きっとAさんは全ての人に対して同じように悪口を言ってるんだろうな・・と感じ、私は一定の距離を保とうと努力していました。
 
 
Aさんの悪意ある他人への攻撃は聞くに耐えないものがあり、すぐに人を巻き込もうとするのでかわすのは大変でしたが、仕事に集中していて聞こえなかったふりや、「あ!そういえば・・」と仕事の話で切り返したりと、Aさんの悪口に引きづられないように意識していました。
 
だって、仕事の場で他人の悪口を聞いたところで、仕事がはかどるわけでも、給料があがるわけでもありませんしね。
 
それに、今から思えば。
なぜそんなに悪口を吹聴していたかというAさんの心情にフォーカスしてみると、他人を落としめることで自分を正当化したい、自分が認められたいというAさんの本音が見えてくるようになりました。
その当時はそのAさんの悪口の本当の意味に気づかなかったのですけれど。
 
 
数年後、当時の取引先の人から是非に一緒に仕事がしたいとお声がけを頂いた時があります。
Aさんの名前が出てこなかったので「あの、Aさんは?」と伺ったところ、「いやAさんには声をかけてないんだ。そもそもAさんに声をかけたい人っているのかなぁ。昔からみんなAさんのこと信用していなかったでしょ。」とのこと。
どうやら周りの人たちも、Aさんに対して一定の距離を置いて接していたことがわかりました。
 
 
「信は万物の基を成す」ということわざがあります。
「信」とは、信頼、信用という意味で、社会で生きるためには信頼、信用が重要だということです。
 
この信頼、信用というのは、「自分が信頼、信用される」「相手を信頼、信用する」双方を指します。
だから、学校教育でも家庭教育でも本当は「信」を最重要課題として押さえておくべきと思います。
ちなみに、「信」は自信の信でもあります。自らを信じると書いて自信。
社会に出て人と信頼し分かち合うために必要なのは教育です。
だから、義務教育があるわけですが、この教育において一番根幹を成すことは、「信」を伸ばすこと、育てることだというのは、お分りいただけるかと思います。
 
 
では、どうしたら「信」がある人間になれるのだろうか?
これを考えることこそが、一番大事なことですよね。
 
 
 
さて、ここで、質問です。
「あなたはどういう人を信頼、信用していますか?」
「あなたは人に信頼されるために、何を心がけていますか?」
 
 
小手先のテクニックやうわっつらの美辞麗句、耳に聞こえのよい言葉を並べ立てて自分を気持ちよくしてくれる人を信頼するのか。
 
他人への悪口や噂話でうさばらしする人を信頼するのか。
 
真剣にものごとに取り組み、言葉に重みのある人を信頼するのか。
 
人が言いたがらないことややりたがらないことを率直に引き受け行動している人を信頼するのか。
 
または、あなたはどのタイプの人間で、どのタイプの人間を目指すべきしょうか。
 
 
信頼とは何か。信用とは何か。
私自身、まだまだ未熟で「信」の足りない人間だからなのか、「信」についてしょっちゅう考えさせられます。
私は私の「信」を積み上げていきたいなと思う今日この頃です。
 
 
 

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