ルパンのパリ探検ルートマップ「緑の目の令嬢」

先日アップしたルパンの脱走ルートが思っていた以上に反響がありましたので、もう少しルパンとパリというマニアックなルートをご紹介できればと思います。
 
今日ご紹介したいのは、シリーズの中の1作「緑の目の令嬢」。
実はみなさんご存知の、「怪盗紳士アルセーヌ・ルパンの孫」ルパン三世の名作アニメ「カリオストロの城」のストーリーの土台になったとも言える作品です。
このストーリーの舞台はパリで美しい女性に見ほれたルパンの好奇心からスタートしますが、やがてフランスを縦断するラブアドベンチャーストーリーになっています。
では、まずはストーリーのご紹介から。
 
ーーーーーーーーーー
<緑の目の令嬢>
原題:La demoiselle aux yeux verts
 
あらすじ
パリの街角を散歩していたラウールことルパンは、偶然にも男勝りで豪快な美しいイギリス女性と、カフェで浮浪児にお菓子をあげる心優しい緑の目を持つフランス人の美少女に遭遇する。
まったく関係のなさそうな美女二人であったが、彼女たちを追い回す謎の紳士の影を認め、イギリス女性の後を追って夜行列車に乗り込んだルパン。
その晩起きた列車強盗殺人によりイギリス女性は死亡。逃げた賊の一人を捕まえたルパンは驚愕する。なんとあの緑の目の美少女だったのだ・・。
 
隙をついて逃げた謎の美少女オーレリーを追うように、第二の事件が勃発。オーレリーを追ってきた謎の男たちが死闘を繰り広げる中、ルパンはオーレリーにまつわるある古い秘密の存在を知る。
恋とサスペンス、そして隠された古代ローマ帝国の秘宝を追って、冒険の舞台はパリから南仏ニース、フランス中部クレルモン=フェランへとうつっていく。

ーーーーーーーーーー
 
ラブとサスペンス、そしてお宝探しとルパンらしい要素がたっぷりつまった本作。
ストーリーの冒頭で、ルパンは美人で男勝りのイギリス女性(実は国際的な盗賊団の首領)の後をつけて、パリを動き回ります。
そこで、googleマップにそのルートを記したのがこちら。

 

ルートの右上、線の始まりがジムナーズ座(le Gymnase)。
ラウール・ド・リメジー男爵に扮したアルセーヌ・ルパンが、のちに国際的な盗賊団の首領と判明する青い目をしたイギリス美人のコンスタンス・ベークフィールドと遭遇した場所です。
ベークフィールド嬢を尾行する怪しげな男を見つけて、好奇心旺盛なルパンはベークフィールド嬢と怪しげな男を追って尾行を開始します。
 
目の覚めるような美人だと思っていたベークフィールド嬢が実は男も顔負けの豪快な性格だと知るのは、イタリアン通りを入ってオペラ座前の広場(la place de l’Opéra)で。
ここで広場を横切ろうとしたベークフィールド嬢の前を荷馬車が横切り、行く手を遮る形に。
するとベークフィールド嬢は馬の手綱をつかんで馬車を止め、御者が怒って悪口を浴びせると、彼女は男の鼻先を一発殴って御者をノックアウトして立ち去るという・・。
ルパンはきっと唖然としたに違いありません!!
 
そのままオベール通り(rue Auber)に入ると、二人の子供が喧嘩しているところに遭遇。今度はベークフィールド嬢は子供たちの襟首をつかんで遠くに投げ飛ばします。それから金貨を2枚投げ与えて立ち去ります。
腕っ節が強いというか、豪快ですね〜。
 
それからオスマン大通り(Boulevard Haussmann)に入り、近隣のパティスリーに入り、紅茶となんと8枚のトーストをむしゃむしゃとたいらげます。
まさに無双・・・!
近くのテーブルの客たちまでもがベークフィールド嬢を見つめる中、ルパンは店内の別のテーブルに目を止めます。
近所にいた浮浪児三人にお菓子をご馳走しているフランス人の美少女、オーレリーに一目惚れしちゃうんですね。
 
この時点でベークフィールド嬢ではなくオーレリーについて行こうとしたルパンですが、さきに出たオーレリーがベークフィールド嬢を尾行していた男と言い争いになっているところに遭遇。
オーレリーを助けようとした矢先にタクシーから降りてきた別の紳士が男を殴りつけ・・という騒動に発展。オーレリーはその紳士と一緒にタクシーで走り去ってしまいます。
 
オーレリーを追うことを諦めたルパンは、ふたたびベークフィールド嬢を尾行。
マドレーヌ広場(la place de la Madeleine)に入り、ロワイヤル通り(rue Royale)を南下してサン=トノレ通り(rue Saint-Honoré)に出ます。
このサン=トノレ通りは、高級ブティックが連なり、大統領官邸エリゼ宮にも面しているパリの目抜き通りの一つ。
ベークフィールド嬢は、この通りのコンコルディアホテル(hôtel Concordia)という架空のホテルで荷物を受け取り、タクシーでリヨン駅(la gare de Paris Lyon)まで向かいます。
ここから彼女はモンテカルロに向かう夜行列車に乗り込むんですね。
ここから先の話は、ぜひ読んでみてください☆
大人版:緑の目の令嬢
子供版:緑の目の少女
 
 
パリの街を知らなかった子供の頃は、ただわくわくして読んでいましたが、今はgoogleマップで、こんな風に歩いてたんだなー!ここかー!というようにリアルに感じられるんですね。
googleマップでまたみなさんにルパン小説の舞台を楽しんでいただけたらと思います!
 
 

ーーーーーー
■新米インテリアコーディネーター向けのサービス
毎月3,000円で学べる!新米インテリアコーディネーターのためのお役立ちオンラインサロン
https://peraichi.com/landing_pages/view/shinmai-ic-onlinesalone
 
<隔週水曜日配信>のぶちん先輩からメッセージが届く☆新米ICさんに向けた無料メルマガはこちら!
新米IC応援通信メルマガ
 
■インテリア業者様向けのサービス
フランス・イタリアで、インテリアのプロによる、現地業界視察や市場調査のコーディネートを行います。まずはお問い合わせください。
 
■店舗向けのサービス
日本全国で店舗向けの空間づくり講演会を開催しています。まずはお近くの講演会をチェック!
店舗向けの空間づくり講演会