探し物が多い新米ICさんは「収納の見える化」を提案してみよう

企業のインテリアコーディネーターとして勤務していたとき、事務所の中は常に書類とモノであふれて、多くのスタッフの机の上は書類やファイルが高く山積みされているのが普通でした。
山積みされた資料の中で図面をチェックしたり、CADを操作していたり、仕様書を作っていたりしていたものです。
隣の席の人との山と連なって山脈を構成していたり、あるとき山が崩れて大惨事が起きたり・・。
「OO邸の確認申請ファイルってどこだっけー?」「穴あけパンチどこだっけー?」という声がかかると、それぞれが未踏の山の中を探し回り、その都度作業が中断。
こうして毎日のお約束のように残業というロスタイムへと突入していくのでした・・。
 
あなたの職場も、同じような現象起きていませんか?
書類や道具をあれこれ探し回るって、時間の無駄ですよね。
 
しかも探し物って、一人が探し出すと誰かが手伝わなければならなかったり、質問されて今やっていることが中断されたりということが起きます。
特に新米ICさんは、「探してー!」と声がかかると一緒に探し回る役になりがちですよね。
もう、いい加減、そんなむだな時間、やめましょうよ。
 
 

めざすは「トヨタ式の見える化」計画

今日言いたいのは、「ものを探し回る時間をなくそう」ということです。
探している時間だけでも、結構無駄ですよね。
とはいえ、あなた一人でがんばっても結局意味がなかったりします。。
そこで、めざすは「トヨタの見える化をベースにした収納計画」を会社に提案するということ。
 
会社として、どこまでやるかは別として、もし書類の山積みが多くスタッフが四六時中探し物をしているような会社だとしたら、あなたの提案や伝えるメリットに耳に傾けてくれる可能性大です。
 
 
トヨタの見える化とはいくつかポイントがありますが、その中の一つ、
「仕事や職場を効率よくみんなが使いやすい場になるための、ものの配置計画」
と思ってください。
 
現場監督や現場の職人さんは、現場での仕事を効率よく安全に遂行するために、安全管理の一環として道具の位置や収納をしっかり管理している人が多いように思います。(カオスな現場もありますが・・)
けれど、営業や設計、ICという仕事に携わっていると、どうも書類が膨大に発生するのと同じ場所で同じような複数の作業をすることになり、部署が違うだけでこんなに収納に対する意識って違うんだなーと思うことが多いです。
 
 
一度、新米ICさんは、勉強も兼ねて現場や持ち物の整理整頓について心がけていることやコツを現場監督や職人さんから話を聞いてみると刺激になってよいかと思います。
 
 

必要な物量と収納スペースのバランスを見極める

ものが溢れかえり散乱しているオフィスを効率よく綺麗に使うためには、まずは必要な物量と収納スペースの確保が必要です。
これは、上司や先輩、会社に提案してやることをおすすめします。
必要な物量に応じて、こういう収納プランで考えていますと提案すれば、収納棚を用意してくれる上司もいると思います。
また、他人のサンプルや古い雑誌はなかなか片付けにくいものですが、会社を巻き込むことで、これを機に、いらない古いカタログやサンプル、雑誌の整理をする機会にも恵まれると思います。
 
 

もののアドレスを決める

必要な物量と収納量が決まったら、もののアドレス(置き場所)を決定しましょう。
A3のコピー用紙は一度に発注する量はこのくらい、収納場所は、立てて置くのか上積みに置くのか、発注した時にMAXでおくスベース(もしくは倉庫に持っていく量とスペース)、というように、具体的にものがどのくらい増えてどの程度置くのかも含めてシビアに見極めます。
この時、コピー用紙やバインダーなどは「発注時にMAXで増えるボリューム」を気にしてくださいね。
結局入りきらなくてものがあふれかえってしまっては、本末転倒です。
 
 

ものの定位置に養生テープやテプラで名前をつける

次に、決めたアドレスに、養生テープやテプラにものの名前を書いて貼り付けます。
その時の注意ポイントですが、置くものの形に養生テープで形づくると、よりリアルにみんなが「ここにこのように置くんだな」と認識します。
人間は、置き場所が形まで決まって設定されると、使ったらそのように戻そうという意識が働きます。
使った人がきれいに正しく置いてくれたら片付くのにな、と思う場合は、このように保管時の形を養生テープで示しておきましょう。
 
 
もちろん、全体のボリュームが多すぎてなかなか収納スペースがとれない、ということもあります。
しかしそんなときこそ、設計士やインテリアコーディネーターの出番です。
新米ICさんの中にも整理収納について学んだことがある人も多いと思います。
お客様のお部屋に収納を提案しているのに、自分たちの収納については無頓着では、提案に説得力がないですよね。
あなたにできること、少しずつやっていきましょう。
 
 

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