男性のICさんこそ、能力・技術の掛け算を目指すべきたった1つの理由

「インテリアコーディネーター(IC)は女性の仕事」と思っている方は非常に多くいらっしゃいます。
キッチンや内装、カーテンといった家のことに関することは、女性の方が向いている、女性の方が暮らしをわかっているから・・という考えの方も多いことでしょう。
 
 
私も実際に、お客様から「うちの担当の男性のICさん、担当変えてもらっていいですか?」と相談されたことがあります。
「インテリアコーディネーターに期待してたのに、男性のICさんじゃ、どうせ家事のことなんてわからないだろうし」というのが理由でした。
彼は家事も女性と同等にこなしている「生活者」で、ICとしてもしっかりした技術がありますのでお任せいただいて大丈夫です、とフォローを入れたのですが、なかなかお客様が納得せず。
私は能力以外のところで「男性だから」という差別でお客様から断られてしまったことが非常にショックで、がんばろうと思っている後輩の男性ICさんにこの事実を伝えるのが辛かったことを記憶しています。。
 
普段、女性は男性に比べて「持たざる者」のグループに入ってしまうことが多いですが、インテリアの業界では能力や技術以前に男性が「持たざる者」になりがちです。
 
 
 
このお客様のように「インテリアは女性の仕事」、と思っている人にとっては意外かもしれませんが、男性のインテリアコーディネーターも世の中で多く存在しています。
2018年度のインテリアコーディネーター 資格試験では、資格合格者数の女性75.8%に対し、男性は24.1%。実に合格者の1/4は男性です。
出典:公益社団法人インテリア産業協会 2018年度(第36回)インテリアコーディネーター資格試験の結果
 
 
今や家事も育児も女性と同様に行なっている男性はいますし、男性だから家事のことなんてわからないなんて思うのはナンセンスです。
男性のインテリアコーディネーターだから家のことなんてわからないはずと思っているお客様の誤解を解く必要があると切実に思います。
 
 
 
とはいえ、男性のインテリアコーディネーターは、資格を持っていても、インテリアコーディネーターだけで仕事をしていない人が多いのも事実。
インテリア業界の中で、設計士の資格を持って両方の打ち合わせをこなしていたり、照明士の資格を持ってライティングプロダクト関連の仕事についたり、と、インテリアコーディネーターの資格と他の技術を掛け合わせて仕事をしている男性は多いです。
 
お客様から見たら「持たざる者」かもしれませんが、持たざる者だからこそ、努力して知識や技術を磨いたり、専門知識を掛け合わせた仕事をしている男性ICが多いということを、世の中の皆さんにも知っておいてほしいなあと思います。
 
 
また、これからインテリアコーディネーターを目指す男性や、新米ICさんの男性の皆さん。
まだまだ厳しい環境ではありますが、ぜひ「能力・技術の掛け算」で仕事をブラッシュアップしていきましょう。
能力・技術の掛け算をしていく上で、「あなたにしかできない仕事」が見えてきます。
どうせ女性の仕事だから、なんて腐らずに、あなたが活躍できる場所を探していきましょう。
 

 
 

ーーーーーー
■新米インテリアコーディネーター向けのサービス
新米インテリアコーディネーターのためのお役立ちオンラインサロン
https://peraichi.com/landing_pages/view/shinmai-ic-onlinesalone
 
<毎週水曜日配信>のぶちん先輩からメッセージが届く☆新米ICさんに向けた無料メルマガはこちら!
新米IC応援通信メルマガ
 
■インテリア業者様向けのサービス
フランス・イタリアの家具・雑貨の輸入輸出。商談や業界視察のコーディネートをやっています。
インテリアのプロによる、専門的なサービスです。まずはお問い合わせください。
 
■店舗向けのサービス
日本全国で店舗向けの空間づくり講演会を開催しています。まずはお近くの講演会をチェック!
店舗向けの空間づくり講演会