パリは、たゆたえども沈まず。

昨日未明に飛び込んできた、パリのノートルダム大聖堂の大火災のニュース。
 
 
まさか、こんなことが起ころうとは・・。
思っていた以上に激しい炎に、尖塔の崩れ落ちる様子。
ゴシック建築の特徴でもある天井の高い建物の大きなステンドグラスや石の壁、梁への構造上・内部のダメージは容易に察しがつきます・・。
特に、このノートルダム大聖堂は、パリ随一の教区を誇るゴシック建築の歴史的価値を有する建造物であるとともに、カトリック教信仰における「聖遺物」というキリストの受難にまつわる世界屈指の宝物や、数々の美術品を貯蔵する美術館でもありました。
 
 
なんと言っていいか・・なにを感じているのか・・衝撃のあまり、言葉が出ません。
消防・救急のチームの無事、そして被害が最小限に食い止められることをただただ祈り、フランス語のTVニュースを観ております。
フランス人たちの、すべてのカトリック教徒たちの、そしてパリを愛する世界中の人たちの悲しみの大きさを思っています。
 
 
 
ここで、皆さんにシェアしたいことがあります。
 
 
 
私も微力ながらノートルダム大聖堂復興へのお手伝いができればと思い、昨日、フランス大使館と母校であるアンスティチュフランセ(日仏学院)に早速メールと電話で募金の受付について聞いてみました。
 
本日、フランス大使館でノートルダム大聖堂再建のための寄付受付ページがご紹介されていましたので、皆さんにもシェアいたします。
フランス文化財センター、ノートルダム財団、文化遺産財団、フランス財団の4つの団体が国とともに、だれもが透明性とセキュリティが確保された方法で協力できるよう募金活動を開始しています。
英語・もしくはフランス語ですが、パリを愛する日本人の皆さん、ノートルダム大聖堂を愛する日本人の皆さんたちにも、応援できることがあるということを知っていただければと思います。
在日フランス大使館サイト
パリ・ノートルダム大聖堂再建のための寄付について
 
 
 
 
皆さんもご存知のように、水は、低い方へ低い方へと流れていきます。
さらに低い場所へ流れ落ちることを求めて、水は川となり、川は大地を削ります。
パリに行ったことがある方はわかると思いますが、ノートルダム大聖堂のあるシテ島は、セーヌ川の流れるパリで一番標高が低いエリア。
パリは中心地から外に向かって段々と地面が高くなり、すり鉢状の盆地状態です。
パリで一番水が集まる一番低い場所、一番人が集まるノートルダム大聖堂は、水運の都として始まった、パリ発祥の地でもあります。
 
 
また、パリ市の紋章には、王冠やフランス王家の紋章といったマークの他に、船のマーク、一つの古いラテン語が記されています。
 
Fluctuat nec mergitur(たゆたえども、沈まず)
 
もともとは、水運の都で活躍した船乗りたちの言葉だったものです。
 
パリは決して美しく華やかなだけの街ではありません。
1600年あまりの長い歴史の中では、革命の中心地となり、第一次・第二次世界大戦では宿敵ドイツに2度も屈辱的な降伏をした街です。
そして21世紀に入り、卑劣なテロリストらが無辜な人々の命を奪った、悲惨な事件もありました。
しかし、パリは1600年あまりの長いあいだ、これらの時代の荒波にさらされ翻弄されながらも、決して沈没することなく漂い続ける船そのもののように生き抜いてきました。
 
だからこそ、今まで通り「たゆたえども、沈まず」で、パリはどんな状況であっても沈没することなく立ち上がってくるはずです。
 
 
 
 
きっと、大丈夫。
皆さんも、できる範囲で、パリを、ノートルダム大聖堂を、応援していただければと思います。
 
 
 

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