あなたのお店は大丈夫?「何屋さん」がわかると得られるメリット

店舗づくりの講演会やアドバイスをする際、「何屋さん」か一眼で伝わる店作りをしようとお話ししています。
が、たまに言われるのが「うちは、何屋さんかを入ってから見ていただこうと思って外観からは内容想像できない店舗を作りました」という言葉。
つまり、外からは中で何のサービスが売られているのかわからないように敢えて店作りをしている、というわけです。
よくよく聞いてみると、「入った時に驚きや興味を持ってほしいから」ということのようです。
 
 
考えてみてください。
あなたは、何が売られているかわからない、お店かどうかもよくわからない建物に、興味を持って入っていこうと思うでしょうか。
ほとんどの人が、興味を抱いても「入れない」「入りづらい」と答えますよね。
もしあなたがそう思うのであれば、世の中の多くの人は同じことを思っているわけです。
 
 
逆に、どういう人が入っていけるでしょうか。
何屋さんかどうかもわからない、そもそもお店かどうかもわからないところに足を踏み入れる人って、よほどの「好奇心旺盛な人」ですよね。
もしくはもともとそこがお店だということ、どんな人が経営しているかを「知っている人」ではないでしょうか。
ということは、あなたが狙っている「入った時に驚きや興味を持ってほしい人」は、なかなかいないということに気づいていただけるかと思います。
 
 
自分がお客様の立場に立ってみると、よくわかります。
そもそも、何のお店かどうかもわからないお店で、買い物をしようとするでしょうか?
 
例えば。
すてきな宝石屋さんだと思って入ってみたらお肉屋さんでした。
お客様はどう思うでしょうか?
宝石を買いたいから宝石屋さんだと思って入ったのに、宝石はない。
お肉は買いにはきていない。
宝石だと思っていたのに期待を裏切られた、しかもお肉には今購買の興味はあまりない(いい肉があったら、お買い得だったら、ということなら買うかもしれませんが・・)。
せっかく入ってきても、購買意欲が低いところからのスタートです。
 
 
このように、何屋さんが一瞬でわかるメリットは、「お客様がそのサービスを必要か、必要でないかを判断してから入店してくれる」、つまり購買意欲を少なからず持って入ってきてくれるということに尽きます。
 
購買意欲を抱いた人に営業活動をするのと、購買意欲の低い人に営業活動をするのとでは、大違いですよね。
このように、外を歩いているお客様に「何屋さんかを瞬時に伝える」ということは、非常に大事な空間づくりの一歩であると心得ましょう。