新米ICが先輩ICに同行する際にやるべき3つのこと

以前、お客様宅にカーテンメーカーの担当者と現場打ち合わせに伺った時のことです。
カーテンメーカーの女性担当が「今日は新人を同行させていいでしょうか」と申し出がありました。
お客様も快諾され、いざ打ち合わせスタート。
 
 
ちょうど季節は夏。
蒸し暑い工事現場中の室内にて、私とカーテンメーカーの担当者は少しでもいい提案をしようと、動き回りながらカタログやサンプルをプレゼンしていました。
また、片方がお客様に提案したり話している間、もう片方が車から別のサンプルを引っ張り出してきたり、また暑い中でお客様が倒れないよう、少しでも涼をとっていただこうと、ヒヤロンを用意したり、うちわでお客様をあおいだりしていました。(現場は飲食厳禁です)
お客様も提案に非常にご満足いただいたようで、無事に成約し、私たちもそれぞれ帰途につきました。
 
 
ところが。
事務所に戻った後にお客様(ご主人)からお電話が。
 
「いや、クレームじゃないけれど、気になったんでね。
小林さんとカーテン屋さんはすごくよくしてくれた。
プロらしい提案もとても気に入っている。
だけどあの新人はなんなんだ?
指示があるときだけ動くけど、あとは傍観者のようにぼーっとうしろで突っ立って見ていただけじゃないか。
現場の中でもっと自分から動けることがあったはず。
あの新人の子は、これから自分もプロの担当者になるんだという意識で打ち合わせに参加していたのだろうか?」
 
 
愛のあるご注意。
普通、ここまで言ってくれませんよね。
お客様は会社の中でもそれなりの立場の方でして、お客様でありながら私たち業者側の今後のことまで考えてくれたのかと思うと、すごく胸がいっぱいになりました。
もちろん、私たち側にも、新人に対して指導不足があったということ。
丁寧にお礼を伝え、また謝罪し、カーテンメーカーにも伝えて今後に活かしますと電話を切りました。
 
この事件以降、私は自分に同行する機会のある新米ICさんには、必ず目的と役割を持ってもらって打ち合わせに臨んでいます。
(皆さん急に役割を持たされてドキドキしてるかもしれませんが、しっかりフォローもしますから安心してね^^;)
 
 

同行する時、気を抜いていませんか?

同行する時に「私は担当じゃない」「先輩が打ち合わせしているのを見てればいいや」とどこかで安心していませんか?
たとえ新人と紹介されても、お客様からはすでに素人ではなくプロの一員として見られているのだと自覚しましょう。
いつ何時、お客様から質問されるかわかりません。
 
そして、同行には目的があります。
・打ち合わせの流れをつかみ、自分でも実践できるようになる
・先輩のトークや話の進め方を学ぶ
・お客様がどんな質問をしてくるのかを学ぶ
といった項目があります。
 
もちろん、仕事についたばかりでまったく流れがわからないのだから仕方ないと思う人もいるでしょう。
でも、それは、あくまであなたの都合。
新人だろうが、年季の入ったベテランだろうが、お客様はあなたをプロの一人として接してきます。
 
 
それに厳しいようですが、多くの場合、先輩に同行できる期間は限られています。
会社は早くあなたを一人前のICさんとして案件を担当してもらいたいですからね。
新人だからというあなたの気持ちとはうらはらに、数回打ち合わせに同行したら、ハイ次からは担当者として打ち合わせしてきて、というケースもたくさんあります。
 
 
ということは「先輩についていけばいい」「自分の案件ではない」という安易な気持ちでは、実践に応用できるくらいのレベルアップはしませんよ。
もちろん「初回は見ているだけでいいよ」と先輩や上司に優しい言葉をかけられることもあるでしょう。
でもそこでその言葉を鵜呑みにせず、他人事にならず自分事として同行チャンスを活かしていきたいものです!(がんばれー!!)
 
 

自主的に参加するためのコツ

同行時に学ぶことはたくさんあります。
どうせ学ぶのであれば、自主的に参加して学びたいものですよね。
以下に、今すぐ実践できる3つのコツをご紹介します。
 
・今日の打ち合わせのゴールと流れを先輩に聞いておく
今日は何のための打ち合わせで、全体の流れとしてはどのパートにあたるのか、把握しておきましょう。
点と点だった知識や流れを線につなぐことを意識してみて。
また、どこまでやれば本日のゴールに到達するのかも必ず確認しておきましょう。
 
・自分も何か役割をもって参加させてもらう
これ、とっても重要。
他人事で参加してはただの見学者です。
新人でもやれることはあります。
議事録を取ったり、サンプルを出し入れしたり、採寸したり。
役割をもって、自主的に参加する姿勢が、お客様の信頼を得ることができます。
 
・今日自分は何を得たいのか「課題」をもって打ち合わせに臨む
その同行の経験を通して、自分はいったい何を学ぶのか、得るのか。
目的や課題を持って打ち合わせに臨みましょう。
商品の説明ができるようになる、議事録の書き方をマスターする、サンプルを提案しやすいように準備する、カタログを用意する、ショールームスタッフにわからないことを質問して置く・・
ほら、いろいろできるでしょ。
 
 

同行はただついていくだけでは実践にはあまり応用できませんが、意識の持ち方で「次から先輩がいなくても自分でできる」にはどうしたらいいかを学べるいい機会です。
積極的に同行に参加してみてくださいね!
きっと得るものがたくさん見つかりますよ。
 
 

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