「先生」の時に気をつけているたった1つのこと

社会人になって20年近くが経過しましたが、この頃は「先生」の役目をお務めすることも増えてきました。
そんな中で、社会人になりたての頃に厳しかった女性上司に口すっぱく言われたことを今だに実行しています。
 
とても厳しい上司で、毎日のように怒られていましたが、彼女はこう言いました。
 
「あなたが仕事をしている裏で、あなたのそのスペースのために掃除し、ゴミを捨ててくれ、時間をとって対応してくれたり、何かを届けてくれたりしている人が必ずいる。だから、なにかを教えてもらったりお世話になったと思った人には、必ずお礼をしなさい。目に見えるカタチでありがとうを伝えなさい。」
 
特に礼儀作法には非常に厳しく、お礼状はまめに出すこと、ありがとうは形にすること、これは今では習慣になりました。
やらないと逆にムズムズ心配になってきます。
 
今、独立して仕事をしている中で、この教えは、私を支えてくれているんですね。
 
特に、セミナーのお仕事で現地に向かう時、上司の言葉を思い出すようにしています。
現地について、お世話になる方にご挨拶すると、
席を用意してくださるスタッフさん
チラシの手配をしてくださるスタッフさん
受付対応をしてくださるスタッフさん
駅まで車で迎えにきてくださるスタッフさん
お茶出しをしてくださるスタッフさん
といったように、私のために裏方さんで立ち働いてくださっている方がなんと多いことか。
 
 
翻って、私も新人時代やOL時代、こうして同じように「先生」や「お客様」に細心の注意を払って対応していたことを思い出します。
そしてそんな時、「先生」や「お客様」は、そんな私の対応を当たり前のように受け取る方が多かったように思います。
ありがとうなんてほとんど言われたことはなかったなと記憶しています。
 
だからこそ、現場でお世話してくださるスタッフの皆さんに、ありがとうを伝えたいなと思っています。
当たり前のことだと勘違いしたくない。
先生だから偉いとか、先生だからやってもらって当たり前、なんていう人にはなりたくない。
 
 
実るほど こうべを垂れる 稲穂かな
 
 
これからますます「先生」業が増えていきそうですが、謙虚に、感謝しながら仕事をしていきたいなと思っています。