看板のない店舗は「ストーリー」で仕掛けろ

前回、看板を出せない店舗の集客の仕方についてご紹介したところ、いくつかのご質問やご感想をいただきました。
 
 
その中で「お客様が来店するようになったきっかけ作り」について、もう少し詳しく教えてほしいという声がありましたので、今日はきっかけ作りとなるストーリーについてご紹介したいと思います。
 
 

どんな店でも、必ず「来店のきっかけ」はある

どんなお店でも、お客様が来店するきっかけが必ずあったはずなんです。
「店の前を通りがかったら看板があったから」
「ご近所の口コミで」
「WEBでチェックしてて前から気になっていた」
などなど。
 
 
この中でも、特に、看板のない店舗に来店するきっかけってなんでしょうか。
「欲しい商品がなかなか普通のお店になくて、WEBで検索したら取り扱いがあったから」
「通えるエリアにお手頃なエステを探していたから」
「当たる占いのお店って口コミを読んだから」
「以前行ったイベントでお店の存在を知ったから」
といった理由があるかと思います。
 
でも、看板が出てないお店だとしたら、それだけの理由で果たしてお店まで来てくれるのだろうか・・と思う方も多いと思います。
そう、「来店までのストーリー」のインパクトが弱いんです。
安定的な初回来店やリピーター数を増やして行くには、
「この店じゃないとやだ!」「この店にしかない!」というレベルの仕掛けが必要です。
そこで「ストーリー」の出番です。
 
 

得られる結果についてのストーリーを考える

「ストーリー」といっても、難しいですよね。
そこで、思い出して欲しいのが、名前が読みにくいワインもイチコロで買わせる、ストーリーの魔力
思い出してください。
このワインは、値段も、味も、宣伝していないのに、売上を驚異的に伸ばしている「悪魔の蔵のワイン」。
なぜ人はこのワインに惹きつけられるのか。
それは「見た人を惹きつけずにはいられない、興味をそそる名付けのストーリー」に他なりません。
 
 
このように、ストーリーになりやすいのは、たとえばこんなテーマです。
・商品の名前の由来のストーリー
・商品の価値を伝えるストーリー
・お店をはじめるにあたってのストーリー
・お店で商品を買った人に訪れたストーリー
 
ところで、みなさんのお店は、どのストーリーが作りやすいですか?
看板のない店舗は「お店で商品を買った人に訪れたストーリー」を意識して作ってみるとよいでしょう。
なぜならば、それはズバリ「お客様がこのお店で買って得た結果」という、お客様の近未来を暗示できる仕掛けになるから。
 
 
たとえば、自宅マンションの1室をカラーリストのサロンにしているお店であれば、
どんなお客様が多いか(どんなお客様に来て欲しいか)を具体的に設定します。
そして、来店前のシチュエーションと来店後に起きた、お客様のストーリーを考えてみてください。
 
例)
引っ込み思案で、顔にもおしゃれにも自信がもてない20代のシャイで内気な女性が、お店で言われた一言がきっかけで明るいオシャレ女子に変身し、念願の彼氏ができた
とか
運動不足やストレスで体型が中年化した50代の女性がたどりついたヨガレッスン。目の前の美しい先生がかつて自分と同じように中年体型だったとしり、俄然やる気をだして通いだしたところ、輝きを取り戻した
 
といった「数あるお店の中でも、このお店のサービスだったからこう変化できた」ストーリーは、読んでくれているお客様のハートに響きます。
 
 
自分もこのサービスを受けたらこうなるのかしら、といった想像をふくらませたり期待感をもたせたストーリーは、お客様を実際にお店に呼び寄せる魅力を持っています。
看板を持たない店舗は「お客様が得られる価値のストーリー」をぜひ積極的に宣伝してみてください。