残念なA看板の特徴

お店の前にA看板を立てかけているお店って結構多いですよね。
商店街の中など、目線の先に入りやすいアプローチにもなりますし、ロードサイトのお店でもA看板は遠くから目立ちますよね。
 
 
A看板はVMDでいうとVPの役割を果たしたり、POPの役割を果たしたり、IPの役割を果たしたり、PPの役割を果たしたりと効果的に使えば良いことが多いのですが、中には残念なA看板もあります。
参考:VMDでチェックすべき、あなたのお店の認知度
ただ置けば効果を発揮するというものではないんですね。
今日はあなたのお店のA看板が戦略的に有効活用できるように、素通りされる原因となるA看板のポイントをご紹介します。
 
 

A看板は通行する客層と、街の動線を意識して設置する

A看板にはいろんな使いかたがありますが、A看板を有効に使いたいならば、お店の前を通行する客層(もしくは狙っている客層)の年齢と、街の動線を考えた向きを把握しておく必要があります。
 
まず、かんたんチェックポイントとして、以下をやってみてください。
 
Q1:このA看板になんの役割を期待しているのか?
 Aー遠くからでもお店を見つけてもらえるVP的役割
 Bー店内のある場所へと誘導するPP的役割
 Cー目の前を通った人にお店の興味を持ってもらうIP的役割
 
Q2:一眼で何が書いてあるのかわかりやすい看板になっているか?
 
 
どうでしょうか。うまくA看板を使えていますか?
 
 
では、次に、私が街で見かける残念なA看板の特徴あるあるをご紹介していきましょう。
 

置く向きを間違えている

A看板の置く向きとしては
商店街など、通りに対して垂直に設置する(VP)
商店街など、通りに対して平行に設置する(IP)
があります。
 
遠くからでも店を見つけてもらいたい、呼び込みの看板として使うなら、通りに対して垂直に設置しましょう。
通行人は、あなたが思っている以上にあなたのお店に無関心だったりします。
ここに店があることはみんな気づくだろう、という風にとらえがちですが、もし本当に店にや店の価値に気づいてもらえているのだったら、そもそも集客には困っていないはず・・ですよね。
 
 
また、通りに対して平行に設置するのは、店の前に来た人を店内に誘導するIP的な役割が目的です。
ただ、VPの仕掛けがA看板以外にない場合は、目の前に歩いて来た人以外で店に興味を持った人以外は素通りする可能性が高いので、IPの威力は弱まると考えて良いでしょう。
というわけで、まずは集客をしたいなら「ここにこんな店があるよー!」と遠くからのお客様にもアプローチするサインを設置する方が重要です。
 
 

読まれにくい、小さくかすれたチョーク文字

私が住んでいる赤羽は下町なので、高齢者が非常に多く生活しています。
また、小さな子を連れたお母さんが親子で自転車で道を走っていくシーンもよく見かけます。
その中で、おしゃれ感を出そうと黒板型のA看板にチョークで書いてある小さな文字・・・・・これって読めますか?
 
自転車に乗っていない、解読する時間がたっぷりある、目の良いお客様を選別したいというのなら別ですが・・。
かすれたチョーク文字は、あなたが思っている以上にあなたのA看板が読まれていない、情報を提供していないということを知っておきましょう。
 
 

英語かローマ字のみの表記

英語=おしゃれ、と考えている英語コンプレックスの人は多いのではないでしょうか。
ちまたにはたくさんの英語表記があふれていますが、残念ながらなんて読んで良いのかわからない表記もたくさんあります。またお店側の意図が伝わっている表記になっているかという問題もあります。
 
 
私の住む地域にもA看板に英語(+ローマ字表記)のみでメニューが書かれたものがあります。
でも、果たして地域のお客様に読まれやすい看板になっているのでしょうか。
大前提として、もし英語だけの表記であれば、インバウンド向けのお客様に向けた看板ということになり、接客は英語ができることが求められます。
本当にインバウンド客層を狙うのであれば、特に下町はアジア圏の客層が充実しているので、商圏にあわせて中国語や韓国語、タイ語でのA看板も設置する必要があります(もちろん接客もその言語でできることが望ましい)。
おしゃれだからという理由で英語で書くと、英語での対応を迫られてオロオロしてしまったという声も聞きます。
来て欲しいお客様に何語で書いたらしっかり伝わるかを考えたいものです。
 
 
いかがでしたか。
たかがA看板、されどA看板。
あなたの店の魅力や価値を適切に伝えたい人に発信できているか、もう一度見直してみましょう。