西郷どんに見つける、土地の味

今年のNHK大河ドラマは西郷隆盛の生涯を描いた「西郷どん(せごどん)」。
歴史大好きな私としては、大河ドラマはかかさず楽しんでいます。
今年の西郷どんを見るたびに、懐石料理を習っていた時のエピソードを思い出します。
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懐石料理を習いだした頃、勉強のため懐石料理を食べに行く機会が増えました。
毎回楽しみにしていたのは「お品書き」。
ちょうど上の画像がお品書きです。
名前のごとく、献立、メニューのことですね。
今日は何が出てくるのだろう?というワクワク感と、食べる人への礼儀やおもてなしが込められている気がして、いつもお品書きを大事に持って帰っていました。
 
 
ある日、お品書きの中に「丸十」という名称がありました。
みなさん、丸十って何を指すかご存知ですか?
 
 
 
戸惑う私に懐石料理の師匠が教えてくださいました。
丸十といえば、昔の薩摩藩(島津家)の家紋。
これです。
 

 
出典:Wikipedia
円の中に十、の形なので、家紋を丸十と言いました。
ですから丸十といえば薩摩、という意味になります。
 
 
おっとっと、脱線しました。
料理のお品書きに戻りましょう。
薩摩といえば、名産はサツマイモ。
つまり、丸十とは、サツマイモ料理のことを指すのだそうです。
というわけで、料理には、サツマイモをお出汁で炊いたものが出てきました。

家紋が名産物にリンクして、料理名にまでなる。
薩摩藩当主島津家の家紋はこれ、徳川家の家紋はこれ、というように、家紋が社会で重要な役目を果たしてきたからこその名残ともいえます。
もちろん家紋だけでなく、土地の名産品と藩名や土地名が結びつくこともありますよね。
越前がにとか、松前漬けとか、津軽三味線とか、伊予みかんとか。
名前を聞くだけで、その土地の気候や風土、特産の料理を想像できるのがその土地の持つブランドというものなのでしょうね。
 
 
今の時代では、丸十ってサツマイモのことだよというとちょっとした物知りのようになってしまいますが、昔は誰もが知っていたこと。
時代とともに、「当たり前」が変わっていくのだなぁということを、西郷どんの画面ではためく丸十の旗を見ながら感慨深く見守っています。
 
 
 
それでは、西郷さんのナレーションの西田敏行さんばりに決め台詞でしめましょうか。
 
 
西郷どん、丸十、、、ちぇすとぉーーーψ(`∇´)ψ!!笑
 
 
 
 

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