新米ICが失敗した時にぜひ思い出して欲しい失敗学のススメ

新人インテリアコーディネーターさんはしょっちゅう怒られますよね。
品番間違えたやら、
サンプル取るべきものを取ってなかったやら、
資料が納期に間に合わなかったやら、
現場に質問されて答えられなかったやら…
怒られるのが仕事なのか?ってくらいにたくさんの失敗にぶち当たります。
自分の名前で仕事をするので、ミスをしたらお客様から名指しでクレームが飛んできます。
また先輩や上司だけでなく、特に現場を管理している現場監督さんやら職人さんからは、ダイレクトに厳しい声が飛んできます。
失敗し叱責されて思わず泣いてしまったり、精神的に追い詰められて辞めていく新人ICさんを沢山見てきました。
私自身も新人の時は怒られる恐怖とストレスで半年ほど低体温症を経験したことがあるので、新人さんがミスして怒られているシーンを見ると自分のことのように胸が苦しくなります。。。
 
 
怒られるってほんと、辛いですよね。
失敗しようと思って失敗する人なんていないと思うんです。
でも、なんで失敗しちゃうんでしょう・・・・・。
しかも、くよくよすればするほど、負のスパイラルからなかなか抜け出せませんよね。
 
 
そこでです。
「私、失敗しないので」な〜んて言える人はほとんどいないと思いますので、失敗することを前提にして。
そうなんです、誰にでも失敗する可能性はあるのです!!
もちろん失敗はしないに越したことはありませんが、もし、失敗をうまく対処できたら、あなたは一歩も二歩も前進できると思いませんか?
 
失敗のストレス耐性があがれば、きっと気持ちも楽になるはず。
失敗したとしても、どうリカバリーすればいいかがわかれば、きっと失敗に立ち向かえると思うんです。
 
そこで、今日は「失敗学」という失敗を研究している学問から、失敗を乗り越えるポイントをご紹介します。
 
 

失敗したら原因を分析すべし

失敗してしまった事実はもう消せません。
でも、失敗は、原因さえわかれば、次に失敗しないよう生かすことができます。(そう、必ず生かしましょう!)
 
失敗を生かすには、まず失敗の原因を分析することが必要です。
失敗学では、失敗は10個に原因を分類できるそうです。
それによりますと、
・未知(世の中でまだ誰も知らないことに対して失敗する)
 
・無知(予防策や解決法があるにも関わらず、不勉強が原因で失敗する)
 
・不注意(気をつけてさえいれば防げたのに、それを怠ったために失敗する)
 
・手順の不遵守(決められた手順や約束事を守らなかったために起こる失敗)
 
・誤判断(判断に用いた基準や決断に至る手順が間違っていたときに起きる失敗)
 
・調査・検討の不足(判断すべき立場にある者が当然知っているべき知識や情報を持っていないために起きる失敗や、十分な検討を行わなかったために生じる失敗)
 
・制約条件の変化(想定していた条件が変化してしまい望むべき結果が得られないまま失敗する)
 
・企画不良(企画や計画そのものに問題がある)
 
・価値観不良(自分たちの価値観が周囲と食い違っているときに起きる失敗)
 
・組織運営不良(組織自体にきちんと物事を進めるだけの能力が備わっていないために起きる失敗)
 
さて、あなたの失敗は、どの原因が一番多いですか?
冷静に考えて分析してみましょう。
 
 

効果的な失敗の学習方法

失敗は成功の母というように、失敗は必ずつきまとうものだったりしますが、致命的な失敗は避けねばなりません。
致命的な失敗は、次の発展段階に進むチャンスを失いかねず、また、失敗を重ねると評価が下がる一方ですし、仕事も効率が悪いままだからです。
 
失敗学では、効果的な失敗の学習方法とは、
 
自ら最小の失敗を体験して知識を得る+他人の失敗例から上手に知識を得る
 
ことだと説いています。
つまり、失敗知識を学習するということが効果的な失敗の生かし方。
 
失敗知識を学習したものは、仮に失敗しても、すぐに軌道を修正し柔軟に対応することで、致命的な失敗から中失敗・小失敗に食い止めることができ、結果的に成功にいち早く到達できるとされています。
逆に失敗知識を学習しない者は、大失敗を繰り返し、大回りして疲弊したり致命的な失敗を犯してしまうことになるのです。
 
 
 
今日は失敗学のメソッドをごく一部ご紹介しましたが、失敗続きに悩んでいる新人インテリアコーディネーターさんは、失敗は捉え方次第で効果的に成功に変えられるものだということをぜひ知って欲しいと思います。
 
 
だいじょーぶ!!
失敗したら次に生かせるよう、前向きに失敗を学びましょう!!
 
 
参考書籍「使える失敗学」畑村洋太郎著 中経出版
 
 
 
 
<インテリアセミナーのおしらせ>
来たる3/24(土)に、都内にて模様替えをテーマにしたインテリアセミナーを開催します。
インテリアのセミナーってなかなかないんですよね。
実際に、インテリアコーディネートってどうやるの?と疑問に思う方、興味がある方はぜひ!
知識編 お部屋の模様替えに役立つインテリアセミナー