インテリアコーディネーターの仕事道具

インテリアコーディネーター(IC)は、住宅系、家具メーカー系、住宅設備メーカー系(住設)、カーテンメーカー系など様々なジャンルがあります。
多くのICさんは、お施主様や取引先と打ち合わせを行う場面に直面します。
その時に必要なのが持ち物。
「打ち合わせには図面資料や打ち合わせ記録以外に何をもっていけばいいですか?」という質問がありましたので、今日は私が内装の打ち合わせで接客する際の仕事道具を写真に撮ってみました。
きっと、多くのICさんはこの持ち物が基本ではないでしょうか。
 
 

ポシェットかポーチ

打ち合わせ中、ペンやスケールなど細々したアイテムを使います。
はじめましてのお客様の前で緊張していることも多かったり、打ち合わせに夢中になってモノのありかを忘れてしまったり、打ち合わせでショールーム内をうろうろすることも多いので、さっと取り出してさっと収納できる肩掛けのポシェットやベルト型のポーチを愛用しているICさんは多くいます。
おすすめなのは、美容師さんもつかっているようなシザーバッグとか、ガレージバッグですね。小物を収納するには小分けのしきりがあると便利です。
私の場合はDIYショップで革製のシザーバッグと革ひもを購入し、革ひもをバッグにくくりつけてポシェット状にして使用しています。
 
 

メジャー

巻尺です。プロのICであれば、垂直に立つ金物の尺のコンベックスは必須。
自宅の間取りやサッシの寸法を示したり、お客様に空間を把握してもらうときに、ビニールや紙の巻尺だとしわしわと折れてしまいます。
住宅系やメーカー系のICだと1mや2mでは足りません。3m以上のものを用意しましょう。
私は3.5mのものを愛用しています。
 
 

3角スケール

別名「3スケ(さんすけ)」とも言われる、三角型のものさし。よくみると、縮尺ごとに違うので、図面が何分の1のものかチェックしてから図面にあてましょう。
1/50の図面だったら1/500になります。
3スケを定規がわりにして線をひく人もたまにみかけますが、目盛りがつぶれてしまう可能性があるので、定規は定規で用意したほうがいいでしょう。
 
 

フリクションペン+替え芯

打ち合わせ中、お客様の意見や図面の寸法が変更したりといった時に「消せるペン」フリクションペンは重宝します。
私は3色フリクションペンを使っているので、メモを取るときは青、修正したり特記事項のときは赤、といったように使い分けています。
ただ、フリクションペンは熱を加えると消えてしまう性質があるので、暑い季節に図面を現場に持ち込んで書いた文字が消えてしまったり、長いこと書類を放置しておくと消えてしまうので、会社によってはフリクションペンを禁止しているところもあります。
また、打ち合わせ記録を複写式のシートで記載しているところは、ゴシゴシこすると控えの紙が汚くなるので、打ち合わせ記録によっては使えません。
 
 

ボールペン

書面にサインをいただいたり、複写式の打ち合わせ記録の際はフリクションではなくボールペンを使用します。
打ち合わせ中に文字だけでなく、イラストやパースイメージを描く場合に備えて、描きやすく、なめらかなタッチのものを選んでおきましょう。
 
 

赤サインペン

コンビニや文房具店にも売っているおなじみの赤ペン。図面に修正が出たり、資料に記載もれがないかのチェック用にも重宝します。
ちょっと太字なので目立ちやすいため、現場の職人さんに図面メモを残しておく時にも使えて何かと便利。
 
 

蛍光ペン

複数の色を持っておくと、色分けできるのが利点です。カーテンの位置はピンク、ロールスクリーンの位置はブルーといったように色分けするとお客様にもわかりやすくなります。
私は蛍光ペンもフリクションで用意しています。打ち合わせ中、変更があったら図面に記した箇所が書き直せますしね。
 
 

計算機

「平米単価いくらですか?」とか「オプションだと今のプランからいくらアップしますか?」といった交渉ごともICは対応することが多いので
ざっくりでも単価がわかっていれば、おおよその金額をお客様にお伝えすることができるときに計算機は重宝します。
また、その場で概算を出すことによってお客様もその場で選びやすくなるので、計算機は持っておくとよいでしょう。
図面をみながら有効寸法を割り出す時にも大活躍します。
私は打ち合わせ用の計算機は、軽くて薄い太陽電池のものを愛用しています。
 
 

シャープペン&消しゴム

ベーシックなえんぴつ&消しゴムも持っておくと何かと重宝します。消しゴムはどこかに飛んでいかないように、使ったらポーチにすぐ収納しましょうね。
 
 

ふせんかメモ用紙

打ち合わせして候補のページが複数出てきたときなど、ふせんは大活躍します。
ふせんをつけて打ち合わせ最後にコピーをとっておくと、記録に残ります。
特にこの仕事では、何かトラブルが起きた時に最後にものをいうのが記憶ではなく記録(証拠)になるので、
記録は残しておきましょう。
 
 

他にも、打ち合わせによって
・カタログ
・名刺
・バインダー
・製図ケース
・携帯かiPad
・現場用室内履き
・現場によってはヘルメット装着
・パントンカラーチップなど、色見本帳
といったものが必要になります。
私の場合は打ち合わせ後、コピーを取った後に資料をまとめるミニホチキスや2つ穴パンチ、多層ファイルをかばんに忍ばせて持って行くことが多いです。
 
 
いかがでしたでしょうか。
良い仕事をするには、良い準備が必要です。
打ち合わせに必要と思われるものは、事前にしっかり準備して打ち合わせにのぞみましょう。