「選ばれないお店」から「選ばれるお店」になるために

私の兄は、子供たちのおもちゃを買う時に、まず大型のおもちゃ屋さんに行きます。
そしてそこで値段や仕様を確認し、そこでスマホで同じ品番のおもちゃの最安値のネット店舗を検索し、その場でネット購入。
実際訪れている店舗では購入せず、ただ「下見」に訪れているのだそうです。
 
 
店舗の皆さんからみたら非常に悔しいシビアな現実ですね。
こうした「見るだけ」「買ってくれない」お客様に、不快感を感じている店舗経営者も実際多いと思います。
しかし、シビアな言い方ですが、お客様は数ある購入方法の中から自分にとってもっとも価値を感じる選択肢を選んでいるに過ぎません。
「購入店舗として選ばれていない」現実から、「購入店舗として選ばれる」「購入するために訪れる」店舗を目指す必要があります。
 
 
実際に、こうした「実店舗では買わない」ケースは、今増えてきています。
特に、アパレルでは、ネット販売に主力を置き、都内にある数店の実店舗は「試着」「手にとって色味やサイズ、デザインを確認してもらう」ための購入前の試着の店舗として機能しているところもあります。
ネット店舗とリアル店舗のコンビネーション経営ですね。
こうした店舗は、スマホで会員カードを発行してポイントをオンライン化しているので、購入ポイントがネット店舗でもリアル店舗でもどちらでもたまるといった「購入者に選択肢を選ばせるサービス」を展開しています。
 
 
このように「選ばれているお店」は、お客様の都合にあわせた購入経路を用意したり、「”来店して購入すること”に価値を感じてもらう」ことに特化したサービスを展開しています。
業種によってはオンラインやIT 化に頼ることなく「選ばれる価値」を磨いている店舗もあります。
 
 
自分の店舗の価値とは何なのか。自分の店舗は業界ではどういったポジショニングを取っているのか。
店舗の数だけ価値は存在します。
 
 
「選ばれるお店」を目指すには、「選ばれる価値」を見出すこと、そしてその価値を磨き続けるという企業努力や姿勢が必要ということを、ぜひ覚えておいてほしいと思います。