吉草 東新井店(きっそう ひがしあらいてん)

WEB:http://kichi-corp.com/higashiarai/
住所:埼玉県さいたま市見沼区東新井432
定休日 : 年中無休
営業時間 :
ランチ 11:00~16:00
ディナー17:00~21:30

幼い頃から父の車で連れられていった実家の墓参りですが、数年前から30km弱あるその行程を電車とレンタルサイクルやバスを使いながら一人で行く機会が増えました。
「プチ冒険」と呼んでいる墓参りの道中に、自転車をこぎながら見えてくる古民家風のレストランに心惹かれ、墓参り後に行ってみることに。
 
大きな敷地内には、車道から見えていた大きな古民家の他に、数店の古民家風飲食店が立ち並ぶ「集落」があり、ラーメン屋、カフェレストラン、そして蕎麦やがありまして。
一番奥まった蕎麦やがこの吉草(きっそう)。
サイクリストたちの自転車が軒先に並び、サイクリストたちの憩いの場でもあるのだなと暖簾をくぐろうとしたところ、ちょうど法要の直会(なおらい)で到着したご家族たちと一緒になり。
どうです、この引き戸の手。自然の枝ぶりをいかしたやさしい作りに期待が高まります。

中に入ってみると近隣の勤め人らしき人もランチを食べており、昼時もあって店は活気を呈していました。
入ってすぐ、広く高い天井を汲み上げている大きな梁に驚嘆。
天井までの小屋組構造を梁と束(つか)で抜け感のある広々スペースに仕上げていて圧迫感がなく開放的です。
広い土間空間は、清潔で明るいトイレスペースや椅子テーブルエリアやカウンター席に使い、奥には小上がりの座敷が数室。
お店の方に聞いたところ、この古民家は遠く山形から移築されてきたものだそうです。
懐かしいような、まるで大きな木の中にいるような温かみを感じられ、とても居心地のよい古民家のお店です。
敷地内には、この「古民家集落」が「きっそう村古民家再生工事」によってつくられたものである旨の看板がでておりました。

蕎麦、うどんの他にとんかつメニューも豊富で、私は店頭にあった大きな石臼挽きに期待を寄せて蕎麦のおすすめセットを注文。ざる蕎麦の他、天ぷら、小鉢料理やミニケーキまでつく充実のお膳でした。
山形の契約農家から仕入れた蕎麦を毎朝石臼で挽いた手打ち蕎麦は、蕎麦の香り味もよく、関東の濃いめんつゆにさっとくぐらせ、のど越しで堪能する逸品。
いや〜、久しぶりに美味しい蕎麦をいただきました。

うどんはここ武蔵野地方が誇る武蔵野うどんだそうで、次回は太麺もっちもちのうどんを堪能したいと思っています。
(ちなみに、数年前に知ったことですが、武蔵野地方は古くから蕎麦よりもうどんの小麦粉が主食だったそうです)

私の行った東新井店は大宮駅からバスで20分ほどの距離ですが、大宮本店は大宮駅東口から徒歩7分、氷川神社の近くにあるようです。