今ドキの仏壇インテリア事情

みなさんこんにちは。和の空間コーディネーター ed-commons小林です。
暮らしに和のエッセンスを取り入れたいみなさんに和の空間をご紹介しています。

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春分の日を過ぎると春らしい明るい日差しがの季節が到来します。
 
 
それというのもこの春分の日というのは、二十四節気の一つ、1年の中で昼と夜の長さが等しい日。
春分の日の前後3日間を含む計7日間は、日本ではお彼岸と呼ばれ、ご先祖や親族のお墓まいりに行く風習があります。
でも、せっかくの休日、行楽に出かけたり買い物に行ったりして、なかなかお墓まで行けないという方もいらっしゃるかと思います。
そこで今日は、家でもできるお参り、現代の仏壇事情についてお伝えします。
 
 

仏壇を置けない・置かない事情

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新築のインテリアの打ち合わせをしていると、仏壇についての相談が出てくることがあります。
内容としては
・実家の仏壇をいずれ持ってくることになるが、サイズが大きくて困っている
・仏壇の存在が部屋のインテリアに合わない
・いずれ購入した場合、どこに置いたらいいかわからない・・・・などなど。
特に地方のお家だと仏壇が大きいので、間取りの段階で検討が必要です。
また、仏壇がインテリアに合わないとおっしゃる方は、扉をつけて普段は隠し、礼拝のときに仏壇を出す形をご提案することもあります。
そして、自分自身が宗教を信仰していないけれど、親族や親に言われてどうしたものか・・という方も結構いらっしゃいます。
こうした問題から、「我が家には置けません」と諦めたり「置かないことに決めました」と放棄する一方で、でも万一の時には「今は置かないけれど、親のもしもの時は、やっぱり形だけでも置くことになるのかあ・・」と不安に思う方も増えています。
 
 

インテリア化する仏壇

上記の理由で、仏壇の販売数は減る一方でしたが、一方で売り上げを伸ばしている仏壇があるのはご存知でしょうか。
それは「インテリア仏壇」という家具調上置型仏壇のことです。
 
昔ながらの金仏壇や唐木仏壇といった、畳半畳分くらいの面積を占める大きな仏壇よりも、上置型仏壇といって縦横奥行きが非常に小さな仏壇だったり、壁掛けにできる仏壇が売れ行きを伸ばしています。
また、宗派にこだわらず、遺影を飾る場としたり、ペット用仏壇といった用途でも使われているとか。
値段も、数万円〜20万円程度のものが多く、これくらいだったら、と購入していく方もいるようです。
上置型仏壇

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http://www.memoriarubutsudan.com/item/b-179.html

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http://www.lumiere8.com/item/224.html
壁掛け

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http://www.inori-orchestra.net” target
もはや仏壇には見えませんね。今やグッドデザイン賞を受賞するような仏壇もあります。
特に、カリモク家具と仏壇のはせがわが共同で開発したソリッドボードジャストは、「現代のリビングにおける祈りの場」とするコンセプトを掲げ、これからの仏壇シーンを変えていく商品として大変脚光をあびました。

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カリモク家具の家具と同色同素材の3色展開で、様々なインテリアジャンルにあうように作られています。
今は全国の店舗に置いているようですが、2015年の発売当初は、九州から東京までわざわざショールームに見にくる方もいらしたそうです。
 
 

身近なサンクチュアリとして

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このように、本来であれば、仏間や客間の上座に設えてきた仏壇が、モダンな住空間のインテリアの一部として見直されてきています。
 
現代の祈りの場というのは、信仰とか礼拝とか大げさなものではなく、忙しい現代社会の中でほっと一息つけるような、やすらぎ空間として新しい展開を見せています。
 
本来の仏壇の置き方やお参りの仕方については、またの機会にご説明いたしますね。