まず揃えたい、基本の和食器

みなさんこんにちは。和の空間コーディネーター ed-commons小林です。
暮らしに和のエッセンスを取り入れたいみなさんに和の空間をご紹介しています。

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すてきなテーブルコーディネートを見ると「我が家でもあんな風にステキにできたらなぁ」と思いますよね。
毎日とはいかずとも、せめてお客様がいらした時に、さりげなくステキに見せるセンスがあれば・・
でも、一体どうやったらできるんだろう? 何が必要なの? 和食と洋食だとどう違うの?
よく聞かれる質問です。
今日は、数ある和食器の中から、最初にこれは揃えましょうという基本のアイテムをご紹介します。

和食器とは

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和食で使う食器には、飯碗、汁碗、平皿、角皿、鉢もの、茶器、酒器、等があります。
色柄、形状、素材など豊富にありますが、「お正月に使うもの」といった季節限定の用途のものもありますので、種類が沢山増えてしまうのも和食器の特長です。
 
 

箸と箸置き

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昔「お箸の国の人ですもの」とCMでも流れていましたね。
日本人であればほとんどの家庭でお使いになっているかと思いますが、箸は、日本のみならず、中国・韓国・台湾・ベトナムなどでも使われています。発祥は中国ですので、中国文化が流入したエリアはほぼ箸の文化といえます。
ただ、日本以外の国の箸は、先端が細くならず同じ太さの2本の棒状のものが主流です。ちょっと食べにくいですね。
日本の箸は用途によって形や素材が沢山あります。
もし、お祝い事の箸を用意するのであれば両口箸といって両端が細くなっている白木の箸を用意してみましょう。
両側の先端を細く絞っているのは、一方が人間がいただく用、そしてもう一方が神様が使う用となっているからです。
使えそうだからといって、ひっくり返して両方使わないようにしてくださいね。
 
 
また、箸置きも種類が豊富にあります。
季節のお祝いごと用、日常づかい用、など、少しずつ揃えて行くと面白いです。
 
 

椀もの

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椀ものは、用途としては
・ご飯を盛りつける
・汁物を盛りつける
の2点があります。
ご飯茶碗には、陶磁器、漆器といった種類があり、そして夫婦茶碗のようにサイズ違いのセットもあります。
また、汁椀は一般的には塗り物や漆器が中心です。漆器は保冷・断熱に優れていますので、お椀を手に持った時に
中身が熱くても熱をさほど感じずに持つ事ができる優れものです。
ただし漆器は焼き物ではなく木製ですので、電子レンジや食洗機の使用はできません。
気をつけて大事に扱いましょう。
 
 

皿・鉢

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これも沢山あって迷ってしまいますね。
サイズごとに用途を見て行きましょう。
豆皿→薬味や珍味用
小皿(直径三寸以下)→醤油や香の物(漬け物)
中皿(直径五寸以上)→取り皿(銘々皿)や1人用盛り付け
大皿(直径九寸以上)→取り回しにする器
 
見慣れない単語がいくつかありますでしょうか。
寸って、昔の日本の尺貫法による長さの単位なのですが、一寸は約3cmです。
もともとは親指の長さを寸と言っていたようです。
和食器を買いに行くと「五寸皿」とか表記があったり、懐石料理でも「八寸」とよばれるオードブルが出たりしますので
寸は重要です。寸が出て来たら、「3cm×○寸」もしくは親指何本分、と覚えていてくださいね。
 
 
和食器をこれから揃えて行くなら、豆皿、小皿(直径10cm程度)、中皿(直径15cm程度)、八寸(直径24cm程度)あたりからはじめてみましょう。
また、酢の物や汁気の多いおかず用の小鉢や深皿、盛り皿として大皿、大鉢もあるとより重宝します。
 
 

湯のみ・そばちょこ

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飲む、すする、の用途で作られていますが、最近はそばちょこにちょっとした和え物やデザートを入れたりします。
先日は私もそばちょこに抹茶プリンを作ってみました。自由な発想で使えると楽しさが増します。
 
 

折敷(おしき)

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折敷とは、お膳の一種で、脚がついていない台のことです。室町時代以来、武士社会の中で本膳料理と呼ばれるお膳の上に料理が並ぶ形式から発達しました。定番の黒、赤以外の他いろんな形があります。
折敷を敷くだけでぐっと和を引き立ててくれます。
 
 
和食器は用途や季節に応じて沢山ありますので迷ってしまいますよね。
そんな時は、まずは毎日使えてどんな料理にも合いそうなシンプルな色やデザインのものを探してみるといいですよ。