「インテリアコーディネーター」という仕事をしている人のファッションについて「その人の個性が強く出たユニークなファッション」「センスを感じる服装」「派手」といった印象をお持ちの方は多いです。
確かに、服装はその人をうつす鏡。
インテリアコーディネーター=アーティスト、感性の仕事、というイメージが強いと、どちらかというとデザインにこだわったすてきな、おしゃれな、というキーワードを大事にするインテリアコーディネーターも多いです。
ここでは、インテリアコーディネーターのファッションについて考察していきます。
プロのコーディネーターとしての信頼を得るための外見
何度も言っていますが、インテリアコーディネーターは、インテリアのプロとして現場に立ちます。
プロであるならば、プロとして信頼を勝ち得るファッションであることは重要なポイントです。
何がプロのインテリアコーディネーターとしてみられているのか。
それは、必ずしも、「好きなファッション」「個性の強い服」を着こなすことではありません。
プロとして求められているのは「プロとして、似合っているファッション」です。
インテリアコーディネーターとして求められるスタンス
なぜかというと、多くのインテリアコーディネーターは、自分の個性や好みを全面に出したアーティストとしての家づくりをするわけではなくて、あくまでお客様のご要望に合わせたクリエイターとしての家づくりを行います。
あなたがインテリアコーディネーターとして名前が売れて、あなたの思う通りの家を作って欲しいと言われているのであれば、あなたの個性を全面に生かした仕事のスタンスが求められているでしょう。
しかし多くの場合、インテリアコーディネーターはあくまで「お客様のご要望に合わせた家づくり」を求められているので、あなたの個性や好みといった主張は、お客様にとってはあまり関係ないのです。
お客様は、あなたの好みよりも、あなたが自分の家を期待以上のセンスで作ってくれるかに関心があります。
動き回ることを考えたファッションであるか
また、インテリアコーディネーターの仕事は、意外と移動や体を使っての作業が多い仕事です。
ショールームの打ち合わせでは数時間ほどサンプルやカタログを持って歩いてお客様をご案内します。
施工中の現場に行って、埃っぽい場所で作業することも多々あります。
気づけば1日一万歩以上歩くこともざら。
歩きやすい、動きやすいファッションは、ICにとって大事な要素です。
インテリアコーディネーターは「好き」より「似合う」ファッションの方が評価される
しかし、センスの良い、とか、気の利いている人、という印象も大事ですね。
だからこそ、「好き」よりも「似合う」を気にして欲しいのです。
だからこそ、あなたは、「好き」よりも「似合う」に注意したファッションを心がけるべきです。
似合うというのは、第三者がみて「この人の容姿に合う」と評価されるファッションです。
顔の印象や、体型、ポリシーに似合ったファッションがお客様から「似合うことを知っている」と信頼されるファッションであると言えます。
・自分の容姿や雰囲気、ポリシーに似合う
・似合うファッションで、質のいい、品のいい
ファッションを目指して、お客様に信頼されるインテリアコーディネーターでいましょう。
「似合う」を知るためのおすすめツール
自分の「好き」はわかるけれど、一体自分はどんなファッションが似合うのかと考えてしまうインテリアコーディネーターにお勧めなのは、パーソナルカラー診断や骨格診断を受けることです。
パーソナルカラー診断にしても骨格診断にしても、その人が持つ色素の特徴や骨格の特徴で似合うファッションのジャンルなどを教えてくれるもの。
一番お勧めなのはプロの対面による診断ですが、今はネットのAI技術を使って、ある程度知ることができます。
ひよこさん
わかどりさん
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